広島市に本拠地を置くマルニ木工が製造する椅子「HIROSHIMA」が注目されている。この椅子は、アップル社の新本社に数千脚が納入されたことでも知られている。この記事では、HIROSHIMAの製造工程や使用される材料について紹介し、製造を担う職人たちの姿勢や思いに触れることができる。 マルニ木工は、1928年に広島市で創業した小さな木工会社である。HIROSHIMAをデザインしたプロダクト・デザイナーの深澤直人さんは、この会社を初めて訪れた時、「この人たちとなら、難しい仕事も、生産に乗せられるんじゃないかという確信を持った」と語っている。 HIROSHIMAは、広島市佐伯区湯来町にあるマルニ木工の工場で日々製造されている。約140人の従業員が働くこの場所では、木材の選別、切り出し、削り、組み立て、磨き、塗装、検査、梱包といった製造ラインが設計されている。 使用される木材は全て海外から輸入されており、ホワイトオークとウォルナットは北米、ヨーロピアンビーチは東欧から仕入れられている。マルニ木工は、森林保全や地球温暖化防止を目的に、植林から製材までを管理する規格である「Forest Stewardship Council (FSC)」の認証を受けた材料を使用している。 記事では、製造ラインを進む過程で作業員たちが手作業で行う様子や、椅子作りに込める思いに触れることができる。また、HIROSHIMAはアップル社の新本社に納入されたこともあり、その背景や注目度についても紹介されている。 コメント欄の意見: ・マルニ木工は頑張っていると思います。100年使える家具を作ると儲からない。それでも、材質や木目へのこだわりはピカイチで、素晴らしいと思います。 ・HIROSHIMAの椅子を購入して3年経ちますが、他の椅子やクッションがあるのに、何となくHIROSHIMAにばかり座っています。子供が…このサイトの記事を見る
米アップルの本社に日本製の椅子数千脚を納入 これが日本のすごさだ
