【展覧会レポート】江口寿史イラストレーション展 彼女 @千葉県立美術館 ※「ストップ!!ひばりくん!」から受けたラブコメ観

thumbnail imageチケットとフライヤー江口寿史イラストレーション展 彼女@千葉県立美術館千葉県立美術館で開催中の「江口寿史イラストレーション展 彼女」に行ってきました。千葉県立美術館場所は千葉ボートタワーの近くで、駐車場がナント無料という太っ腹な県立美術館です。千葉県立美術館駐車場江口寿史さんは、千葉にご縁があるアーティスト今夏に投稿した「【展覧会レポート】「イラストレーター 安西水丸展」千葉県佐倉市美術館で開催」のイラストレーターの安西水丸さん(1942~2014)は東京生まれですが、幼少期に千葉県南房総市千倉で過ごされたということで、千葉にご縁があるアーティストとしてご紹介しました。今回ご紹介する漫画家・江口寿史さん(1956~)は熊本県水俣市のご出身ですが、中学2年生の時に父親の転勤で千葉県野田市に転居し、千葉県立柏高校卒業と、これまた千葉にご縁があるアーティストなのです。江口寿史さんの説明は不要だと思いますが、千葉県流山市を本拠地とするプロ野球チーム「千葉パイレーツ」の活躍を描いた漫画『すすめ!!パイレーツ』を始め、名作がたくさんあります。実は、これこそが全ラブコメ中で最高傑作では!?江口さんの漫画で一番好きで、心のどこかで「実は、これこそが全ラブコメ中で最高傑作では!?」と思ってやまないのが、『ストップ!!ひばりくん!(以下、「ひばりくん」)』です。「どうしたの? 管理人さん、異様に熱くなってんの?」と思うかもしれません。でも、『ひばりくん』は、例えば『うる星やつら』、『翔んだカップル』、『みゆき』、『めぞん一刻』、『胸さわぎの放課後』、『さよなら三角』などの1980年代前期に少年漫画誌を賑わせていた女性が主人公(=ヒロイン)のラブコメへのアンチテーゼとして、女装したカワイイ男の子をヒロインという設定を逆にして、ラブコメを構築したのです。この発想がスゴすぎます。私が漫画を読み、テレ…

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