ついに里帰りか。 中国・武漢で一部ロックダウン 新型コロナウイルス感染者4人確認 7/28(木) 10:21配信 BBC News 新型コロナウイルスが最初に確認された中国・武漢の郊外で27日、約100万人の住民に対するロックダウン(都市封鎖)が実施された。これに先立ち米科学誌サイエンスは、パンデミックの発端となった2019年末の集団感染が武漢の海鮮市場で始まったことを示す研究結果を掲載した。 武漢市江夏区で新型コロナウイルスの無症状感染者が4人確認されたため、住民は3日間、自宅や敷地内にとどまるよう命令された。江夏区は26日夜、定期検査で2人の陽性者を確認し、行動を追跡したところ濃厚接触者からさらに2人の陽性者を確認したと発表。それから間もなく、ロックダウンが発表された。 「ゼロ・コロナ」政策をとる中国では、大規模検査と厳しい隔離、地区ごとのロックダウンなどを徹底。この結果、死者数は相対的に少なくなっている。 しかし、この厳格な感染対策による行動制限について、住民や企業から不満が出るようになっている。 ■中国の「ニューノーマル」 住民2500万人の巨大金融都市・上海では6月1日、2カ月にわたったロックダウンをついに解除。その後も住民は、大規模検査が頻繁に繰り返される「ニューノーマル」に対応しながら生活している。 多くの企業や工場は、感染対策をとりながら経済活動を続けるため、従業員に一時的に職場で寝泊まりし、職場と家庭が接触する機会をなるべく減らすよう指示している。 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、2019年にパンデミックが始まって以来、中国では220万件の感染症例が確認され、1万4720人が死亡している。 ■最初の発生は海鮮市場で=論文 26日には米科学誌サイエンスが、新型コロナウイルスの初期の集団感染が起きたのは武漢の華南海鮮市場だと示す査読論文2本を掲載した…
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