国家動員の混乱から一転、シナリオ通りに見える住民投票を通じた併合。 プーチン氏、30日にも4州編入宣言 誕生日前に「既成事実化」か 9/28(水) 3:19配信 毎日新聞 ウクライナ東・南部の計4州で親ロシア派勢力がロシアへの編入に向けて実施した「住民投票」が27日、終了した。開票は暫定段階とされるが、親露派は圧倒的多数が編入に賛成したと主張しており、ロシア側は早期に編入に向けた手続きを本格化させるとみられる。 英国防省は、プーチン大統領が30日に上下両院で演説する際、編入についても宣言する可能性があると分析している。ロイター通信などによると、ロシアのマトビエンコ上院議長は27日、編入に関する法案審議が10月4日に行われる可能性があると述べた。プーチン氏の70歳の誕生日(10月7日)より前に編入を「既成事実化」したい思惑があるとも報じられている。 住民投票の対象は、東部ルガンスク、ドネツク両州と、南部ヘルソン、ザポロジエ両州のうち、ロシア側が実効支配する地域。投票は23日に始まり、一部ではロシア側兵士が住宅を戸別訪問し、住民に銃を突きつけ、投票用紙に記入させているとも報じられた。 こうした中、ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は27日、「ロシアは、必要があれば核兵器を使う権利がある」と通信アプリ・テレグラムに投稿した。英メディアなどが報じた。プーチン氏は21日、ロシアが欧米からの脅威にさらされていると主張。「ロシア領」の統一性が損なわれる恐れがあれば「あらゆる手段を講じる」と演説し、核使用も辞さない考えを表明した。メドベージェフ氏の27日の投稿は、プーチン氏の演説を改めて補強する形となった。 メドベージェフ氏は、たとえロシアがウクライナを核で攻撃しても「北大西洋条約機構(NATO)は紛争に介入しないだろう」とも投稿。理由として、欧米の政治家たちは核戦争で死にた…このサイトの記事を見る
【緊急速報】ロシア、明後日にもウクライナ4州を併合 「抵抗すれば核使用」
