韓国大統領、深夜まで謀略会議 いかに日本を騙すかに腐心し会談準備

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、日本の岸田文雄首相の訪韓と日韓首脳会談を控え、最後まで首脳会談の準備に心血を注いでいる。 大統領室は、日本との協議の結果について、深夜まで参謀会議を開き、報告を受けた。関係者によると、日韓両国間ではまだ調整すべき議題が残っている状況であり、6日の午後まで会議を継続する可能性があるという。 尹大統領は、3月の訪日当時の歓待に呼応する意味で、岸田首相を7日晩に官邸に招待し、炭火焼き肉や清酒などの韓国伝統料理でもてなす予定だ。 しかし、水面下では、首脳会談の議題をめぐり両国間で激しい外交戦が続いている。大統領室が直前まで日本との交渉に集中するのは、「次は日本が呼応する時」という国内の世論を考慮しているためだ。 大統領室の核心関係者も、「日本関連では一言で大統領の支持率が波打つことをよく知っている」と話した。 実際、尹大統領は3月、徴用問題解決策発表後に日本を訪問し、12年ぶりに「日韓首脳シャトル外交」を復元した。その後、大統領の支持率は27%まで落ち込んだ。 先月の米国国賓訪問前のワシントンポストのインタビューでは、「100年前のことで(日本に)『無条件にひざまずけ』というのは受け入れられない」という尹大統領の発言が公開され、波紋が広がった。 大統領室内では、今回の首脳会談だけで国民を満足させるのは容易でないという雰囲気が強い。 大統領室の関係者も、安全保障や先端産業などが議題になったとしながらも、「共同宣言が出るのは難しそうだ」と慎重な態度を示した。 過去の問題に関連して、外交部は3月の尹大統領の訪日当時だけでなく、今回の岸田首相の訪韓を控えても、岸田首相が少なくとも1998年の「日韓パートナーシップ共同宣言」(金大中・小渕宣言)にある「痛切な反省と心からのおわび」という文言に直接言及することを要請している。 大統領室の関係者は、「日韓首…

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