自民党内部で「公明党を捨てて維新に切り替えよう」 ⇒ 菅・二階が反発

日本の大阪で、先日の衆参議員補欠選挙と統一地方選挙の結果を受け、政界に激震が走っている。公明党は選挙で最も痛手を被り、大阪維新の会に過半数を許してしまった。 一方、自民党は、公明党やその支持母体である創価学会とのパイプがないため、関西、特に大阪における地方議員の自民党と公明党の連立に関与できないという問題を抱えている。 この状況に対し、自民党内では、公明党を切り捨て、維新と組んで憲法改正を進めるべきだという声が上がっている。 しかし、元首相の菅義偉と元官房長官の二階俊博は、この流れに異を唱え、反岸田・茂木連合を結成しているといわれている。菅と二階は、創価学会における立ち位置が異なるため、勢力をすみ分けてきた。 一方、大阪維新の会には、橋下徹や松井一郎のような有力な支援者がいるため、菅は維新の生みの親と自任し、二階は関西の牙城を守りたいという立場にある。 このような状況の中、権力闘争が複雑化している。菅は二階派の重鎮である武田良太に秋波を送り、維新の政策を後押しするようになった。 一方、二階は超党派の国会議員を集めて国際博覧会を成功させる国会議員連盟を発足させ、自ら会長に就任した。 このような権力闘争に加え、先日の選挙結果により、大阪維新の会が勢いを増しており、自民党と公明党の連立政権が存続するかどうかが問われている。 また、大阪市長選挙での北野妙子の敗北が自民党にとって致命的だったことも、政局の混迷を招いている。 自公が共倒れになっている状況の中、衆議院選挙も壊滅的になりそうな雲行きであり、自民党は大阪府連の抜本的な立て直しを図ろうとしている。 この状況に加え、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)やカジノIR(統合型リゾート)の構想が進んでおり、大阪が政局の震源地となっている。 コメント欄では以下のような意見があった。 「主義主張が違う党同士の共闘も野合、…

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