地球・人間環境フォーラムさまから、セミナーのご案内が届きました。5/27 15:30-17:30開催!世界的ベストセラー「マザーツリー」著者来日!カナダの森の叡智を紐解く 気候と生態系を守る森を燃やすバイオマス発電は「再エネ」なのか?カナダ・ブリティッシュコロンビア(BC)州の森林は、巨⽊がそびえ、膨大な炭素を蓄積し、森林トナカイやハイイログマなどの⼤型哺乳類が生息する生物多様性豊かな地域です。気候変動や生物多様性の危機を回避するために、この地の森林の保全は極めて重要です。しかし、同州の原⽣林や天然林は、⼤⾯積の伐採や近年続く⼭⽕事により、急速に劣化しています。皆伐と⽕災に弱い針葉樹のみの植林など、同地の森林施業にも原因があると指摘されています。この度、昨年1月に邦訳された世界的ベストセラー『マザーツリー 森に隠された「知性」をめぐる冒険』の著者スザンヌ・シマ―ド⽒が来日し、研究成果を踏まえて、BC州の森林⽣態系の状況とその価値についてご講演いただきます。⼀⽅、⽇本では再⽣可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の支援の下、BC州から⽊質ペレットを輸⼊し、バイオマス発電の燃料として燃やしています。私たちの再エネがカナダの森林に依存しているのです。セミナーでは、シマード氏の研究イニシアチブ(マザーツリー・ネットワーク)のアドバイザー、レイチェル・ホルト氏に、現地の森林政策や⽊質ペレットの持続可能性の課題についてもお話しいただきます。森の木々が巨大なネットワークを持ちコミュニケーションしていることを明らかにした革新的な研究に学び、BC州の貴重な森林を守り気候と生態系の危機を回避するために、私たち日本の市民や企業、政府にどのような行動が求められるのかを考えます。ぜひご参加ください。【日時】2024年5月27(月)15:30―17:30(対面開場は15:00、オンライン開場15:2…
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