『オオカミの護符』『諏訪式。』の著者である映画プロデューサー小倉美恵子さんが代表取締役を務めるささらプロダクションより、上映会のご案内が届きました。この『ものがたりをめぐる物語』は、臨床心理学者の河合隼雄や神話学者のジョゼフ・キャンベルの「物語論」に触発され、制作が開始されました。作品の舞台は信州・諏訪。諏訪大社の縁起物語とされる「甲賀三郎」伝説を深く読み解くストーリーです。——-小倉さんへのインタビュー記事を「あの人の”森”語り」にて掲載予定です。こちらもどうぞお楽しみに!『ものがたりをめぐる物語』全2部作前編:地下の国へ(60分)後編:再び地上へ(60分)製作支援:公益財団法人トヨタ財団グローバリズムを拡大させる西洋近代文明に対し、「東洋の英知」は為すすべもなく飲み込まれてしまうのか… 。諏訪大社の縁起物語とされる「甲賀三郎」伝説。消えた姫を探しに出かけた三郎は、蓼科山の人穴から地下の国を彷徨うことになる。やがて三郎はひとりの娘に出会い結ばれるが、地上に残した姫を思い、再び元の世界に戻って行く。そのとき三郎の姿は蛇に姿を変えていた。いったいこの「ものがたり」は何を語ろうとしているのか? 人穴、地下、蛇などの様々なキーワードが映画を意外なところへ導き、やがて西と東、地上と地下、昔と今という単純な二項対立を超えていく手がかりが示される。・編集/監督:由井英 ・プロデューサー:小倉美惠子、小泉修吉・撮影技師:秋葉清功、筒井勝彦、伊藤碩男・録音技師:高木創・出演:河野和子(陸前高田市)、宮坂清(諏訪市)・インタビュイー:オギュスタン・ベルク、山中康裕、中村桂子、藤森照信、近衛はな・イラスト:近藤圭恵・音響効果:高津輝幸・演奏:大森晶子(ピアノ)、尾尻雅弘(ギター) ■12/4(日) 陸前高田上映会(前後編)会場:高田コミュニティホール シンガポールホール TEL…
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