©NHK第11週『ワテより十も下や』を見る前に予習するも良し…通常の感想の中に[史実]を含めると、書くのも難しいし。反転文字にすると読者様も面倒かなと思ったので、以前のように今回も[史実]を一つの記事にまとめてみた。第11週『ワテより十も下や』を見る前に予習するも良し。第11週『ワテより十も下や』を見てから事実と比較するも良し。とにかく、朝ドラ『ブギウギ』を、より楽しんでいただけたら嬉しい限りだ。また、下記の[史実]は自伝や伝記などをもとに、それなりに事実確認はしている。だが、なにぶん戦時中のことであり、芸能界のことだから、どこまで真実なのか各自で判断していただきたい。※以下、敬称略。第11週『ワテより十も下や』イントロ部分を深読みしてみるさて、最初の話題は『♪ アイレ可愛や』だ。劇中では、私生活では母・ツヤ(水川あさみ)の病死、弟・六郎(黒崎煌代)の戦死、父・梅吉(柳葉敏郎)との別れを乗り越えた福来スズ子(趣里)。公私の公では、アメリカとの戦争に終わりが見えない昭和18年(1943)。「福来スズ子とその楽団」は、羽鳥善一(草彅剛)に作曲してもらった『♪ アイレ可愛や』を歌って、地方巡業を重ねる。そんな展開が第11週『ワテより十も下や』のイントロ部分だと思う。では、早速、うんちく好きのみっきーがごちゃごちゃと語ってみる(笑)『♪アイレ可愛や』は慰問中のシヅ子のレパートリーの一つ『♪アイレ可愛や』は、作詩:藤浦 洸、作曲・編曲:服部良一で、昭和21年(1946)11月発売に発売された。この曲が作られたのは、発売の3年前、昭和18年(1943)年5月。松竹楽劇団を去り、「笠置シヅ子とその楽団」を結成して全国を慰問していた笠置シヅ子のレパートリーの1つだ。戦時中のためジャズはもちろんのこと、米英を感じさせる曲も、不許可になった、このころ。作詞家の藤浦 洸が…
このサイトの記事を見る