孤独と喪失感からうつ病になった母、老人性うつ病から認知症へ、

thumbnail image老人性うつ病から、認知症へ母が亡くなって、もうすぐ二年になります。月日がたつのは本当に早い。母の夢をよく見るのですが、それは恰幅がよく、大家族を仕切っていた頃の姿です。晩年は、認知症になって、最後は枯れ木のようになって亡くなっていきました。認知症母の通院介助へ、人は枯れていきいつかは朽ちる今日は、母の通院介助で東京へ行ってきました。行きも帰りも電車の中は満員でした。テレワーク推奨はどうなったんだろう?二か月に一回の通院介助で、母に会うたびに母の老いがさらに進んでいることを実感します。サービス付き高…mihomiho0109.com2020.11.17この時は、衝撃的でした、本当に枯れ木のようにガリガリになった母を見て。母は、70代後半で、老人性うつ病になりました。まず老人性うつ病になり、それから認知症に移行して行きました。老人性うつ病の症状と、認知症の症状は非常によく似ています。 医師でも、区別のつかないこともあるそうです。私の母の場合も、もの忘れがひどくなったり、眠れない、頭が痛いなどの不定愁訴が続いていました。母がおかしくなっていったのは、父が入退院を繰り返すようになった頃です。父は糖尿病を患っていて、まずは足の指の壊疽がはじまりました。腐っていく足、治療のかいもなく、父は左の膝から下を切断しました。父の介護のために、毎日病院に通っていた母は、ストレスも溜まっていたと思います。父が病院を転々としたことも、負担になっていました。その頃から、私と妹は、母の異常に気が付きました。生きているのがつらいと言うようになり、同じことを何回も繰り返し話すようになっていたからです。母が、心身共に疲れ果てたころ、父が他界しました。老人性うつ病の原因、孤独と喪失感老人性うつ病になる原因の多くは孤独と喪失感です。母はそれをいっぺんに抱えてしまいました。父が亡くなってから少ししてから、私と妹…

このサイトの記事を見る

タイトルとURLをコピーしました