最近、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、ハーバード大学での演説の中で、「韓国は決意すれば1年以内に核武装できる技術基盤を持っている」と発言した。この発言を受けて、専門家たちは、韓国が核兵器を開発することができる可能性について意見を述べている。 ソウル大学の徐鈞烈(ソ・ギュンリョル)名誉教授によると、「韓国は相当なレベルの核物質抽出技術、レーザー濃縮技術、核開発のための起爆・誘導装置技術を保有している」と語り、「技術的には、6か月以内に20kt(キロトン、1ktはTNT1000トンの爆発力)級の試作品を作ることができる」と述べた。 彼はさらに、核実験に必要なスーパーコンピューターや人工知能を利用した仮想実験が可能であると主張した。 一方、カン・ジョンミン元原子力安全委員長は、韓国が現在、核再処理施設がないため、こうした施設を建設するためには数カ月から1年以上かかるとし、「プルトニウムのような核兵器物質を得るのにも数カ月がかかる。実際、核実験も必須だ」と説明した。 彼はさらに、「韓国が無理して1年以内に核兵器2個分量のプルトニウムを得るとしても、この程度の分量で核武装をしたとは言いがたいのでは」と指摘した。 科学技術政策研究院の李春根(イ・チュングン)名誉研究委員は、「核兵器の開発に最も重要な部分が核物質」とし、日本の事例に言及した上で、韓国も同様に「核潜在力」を確保するために、米韓原子力協定の改定が必要だと説明した。 梨花女子大学の朴元坤(パク・ウォンゴン)北朝鮮学科教授は、「独自核武装の最も大きな前提は米国の同意の有無であり、「米国の同意の下で核開発をする場合、データの共有を受けて1年以内に可能かもしれないが、そうでなければ関連データがなく4、5年かかることもある」と話した。 彼はさらに、「独自の核武装は現実性が落ちる」とし、韓国は非核国家としての立場を堅持すべきだと…このサイトの記事を見る
韓国「1年以内に核武装可能」 ⇒ できるわけがないと判明
