ウクライナ大統領「ロシアとの戦争が数十年続く可能性」

ウクライナのゼレンスキー大統領は、29日にフィンランド放送協会(YLE)などのインタビューに応じ、ロシアとの戦争が数年もしくは数十年続く可能性があると指摘した。 大規模な反攻を準備するウクライナにとって、欧米からの軍事支援が極めて重要であり、武器の数が命を救うために必要であると述べた。 ゼレンスキー大統領は、ロシア軍を撤退させ、2014年にロシアが併合したクリミア半島の奪還に成功すると信じている。 しかし、彼は「第3次世界大戦のリスクを高めるよりも、ウクライナを支援する方が安上がりだ」と述べ、ウクライナへの支援を呼びかけた。 一方、ウクライナ国防省情報総局の報道官は、29日に発生したクリミア半島セバストポリの石油備蓄施設での火災について、ロシアがウクライナ中部ウマニの集合住宅を攻撃したことへの「天罰だ」と述べた。 報道官は、ウクライナが攻撃に関与したことは明言しないだったが、この攻撃により23人が死亡したことを指摘した。 コメント欄では以下のような意見があった。 ・長期戦になると、国力的には侵略された側が不利になる一方で、戦争疲れは侵略側に重くのしかかる。プーチンはウクライナに対する戦争目的を整理すべきで、統治や親露化を目的にしていた場合は、もはや達成できないと受け止めた方が良い。 ・ロシアとの戦争が数十年続くことはないだろう。そんなに長いこと欧米が支援を続けることはないだろうし、そもそもウクライナの兵士の数も維持出来るのか疑問に思う。ただウクライナの人達は最後まで闘う気持ちは変わらないと思いる。 ・長引けば長引くほど、終わりが見えないというのはモチベーションはどんどん下がる。支援するほうも友好国の動向を見ながら、お互い批判されない範囲の「お付き合い」になりかねない。支援する国も身を削って「経済制裁」しているが、効果が一向に見えてこない。 ・プーチンはウクライナに侵攻すれば…

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