したらば

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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と六ヶ月半分たまった(2022年6月前半)

1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきますヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/06/16(木) 04:25:46 ID:Cs1Gbg3k02022年6月1日(水)「──◯◯、◯◯!」うにゅほが、こちらに右手を差し出す。「?」とりあえず、握る。「ちがくて」「どした」「ゆび、なおった!」「えっ」昨日の今日だぞ。あまりに早すぎる。「見せてみ」「うん」うにゅほの手を取り、薬指の先を確認する。「……治ってる」「でしょ」実際にどうかはわからないのだが、なんの異常もないように見える。「ひふか、すごいね」「すごいのは××の自然治癒力のような気がするけど……」若いからかな。「でも、薬は飲まないとダメだし、軟膏は塗らないとダメだぞ」「うん、わかった。みためだけかもしれないもんね」「その通り」いちばん怖いのは、油断だ。俺たちは医者ではないのだから、自分で判断してはならない。指示された通りにすることが大切だ。「ね、なんこうぬって...
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と六ヶ月分たまった(2022年5月後半)

1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきますヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/06/01(水) 19:04:09 ID:oP0snw0A02022年5月16日(月)「××、見て見て」「?」うにゅほがディスプレイを覗き込む。「タンブルウィードが、完全に空を飛べるようになった」「わ」青いオーラを纏ったタンブルウィードが、荒野の上空を飛行している。シュールな光景だ。「すごい……」「だろ」うにゅほが、わくわくした様子で尋ねる。「これから、どうなるの?」「……どうもならない、かな」「ならないの」「これが、現時点でできる最大強化だから。今のバージョンだと、これ以上はちょっと育てられない……」「そか……」「どうなると思った?」「うちゅうとか、いく」「行けるぞ」「いけるの?」「ほら、この赤いロケットに乗れば、月まで行ける」「いこう!」ノリノリだ。「では、7,000TP支払って──と」タンブルウィードが赤いロケットに乗船し...
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と五ヶ月半分たまった(2022年5月前半)

1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきますヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/05/16(月) 03:59:01 ID:fUUT/Wo.02022年5月1日(日)両親が、無事に旅行から帰ってきた。「……うへー、ほめられちゃった」「そりゃ褒めるだろ。家事を完璧にこなしてるんだから」炊事、洗濯、掃除を済ませ、気を利かせて風呂まで早めに沸かしていたのだ。そんなもん、俺だって褒める。「うちはもう、××がいないと回らないかもな」「そかな」「わりとそう」「そかー……」うにゅほが、はにかむように笑う。「××さ、すごく成長したよな」「せいちょう、してる?」「してるしてる。最近、昔の日記をちょくちょく読み返してるんだけどさ」「うん」「なんか、使い古しの歯ブラシを大事に仕舞ってたりしてたぞ」「えー……」「覚えてる?」「おぼえてないよー」「まあ、十年も前のことだからな」そう、十年だ。うにゅほが我が家に来てから、もう十年が経つ。...
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と五ヶ月分たまった(2022年4月後半)

1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきますヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/05/01(日) 20:38:58 ID:nOfL48Pg02022年4月16日(土)「ふーふーふーふーふふーふふー……」ヘッドホンからメロディラインを流しながら、音数を指折り数えていく。久し振りに作詞をしているのだった。二時間ほど作業をして、概ね詰め終わる。「ふー……」作業を終えた気配を感じたのか、うにゅほが顔を上げた。「できた?」「だいたいは」「おつかれさま」「久し振りに作詞すると、楽しいな」「よかったね」「ああ」書き終わった詞を清書しながら、うにゅほと会話をする。「詞先でもやりたいんだよな」「しせん?」「歌詞が先にあって、それに曲をつけるやり方」「ほー」「俺の場合は曲先がほとんどだからさ」「きょくに、かしつけるやつだ」「その通り」「そんなにちがうの?」「まったく違う」「そなんだ……」「詞先のメリットって、音数が多くてもなん...
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