1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/284 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/05/01(日) 20:38:58 ID:nOfL48Pg02022年4月16日(土)「ふーふーふーふーふふーふふー……」ヘッドホンからメロディラインを流しながら、音数を指折り数えていく。久し振りに作詞をしているのだった。二時間ほど作業をして、概ね詰め終わる。「ふー……」作業を終えた気配を感じたのか、うにゅほが顔を上げた。「できた?」「だいたいは」「おつかれさま」「久し振りに作詞すると、楽しいな」「よかったね」「ああ」書き終わった詞を清書しながら、うにゅほと会話をする。「詞先でもやりたいんだよな」「しせん?」「歌詞が先にあって、それに曲をつけるやり方」「ほー」「俺の場合は曲先がほとんどだからさ」「きょくに、かしつけるやつだ」「その通り」「そんなにちがうの?」「まったく違う」「そなんだ……」「詞先のメリットって、音数が多くてもなんとかなるってことなんだよ」「おんすう」「歌詞の文字数のことと思ってくれていいよ」「あー」「最初に音数の多い曲を作るより、文字数の多い歌詞に合わせたほうが、一般的に作りやすいんだ」「ふんふん」「文字数が多ければ、込められる意味もそれだけ多くなる。メッセージ性を強くしやすいわけだな」「なるほど……」「曲先で、言葉を研ぎ澄まして、最小の文字数で最大の意味を込めるのも楽しいんだけど、自由にもやりたいなって」「できないの?」「そのうち、かなあ……」「そか」うにゅほが微笑む。「たくさん、かけたらいいね」「だな」やはり、作詞は楽し…
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