うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と五ヶ月半分たまった(2022年5月前半)

thumbnail image1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/300 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/05/16(月) 03:59:01 ID:fUUT/Wo.02022年5月1日(日)両親が、無事に旅行から帰ってきた。「……うへー、ほめられちゃった」「そりゃ褒めるだろ。家事を完璧にこなしてるんだから」炊事、洗濯、掃除を済ませ、気を利かせて風呂まで早めに沸かしていたのだ。そんなもん、俺だって褒める。「うちはもう、××がいないと回らないかもな」「そかな」「わりとそう」「そかー……」うにゅほが、はにかむように笑う。「××さ、すごく成長したよな」「せいちょう、してる?」「してるしてる。最近、昔の日記をちょくちょく読み返してるんだけどさ」「うん」「なんか、使い古しの歯ブラシを大事に仕舞ってたりしてたぞ」「えー……」「覚えてる?」「おぼえてないよー」「まあ、十年も前のことだからな」そう、十年だ。うにゅほが我が家に来てから、もう十年が経つ。時が経つのは、あまりに早い。「おぼえてないこと、けっこうあるかも……」「だからこそ、日記があるんだよ」「にっき」「日記を読めば、思い出せる。そのとき、何があったのか。何を考えていたのか」「うん」「××もiPhoneで書いてたろ。あれ、まだ続いてるか?」「まいにちはかいてない……」「でも、続いてるんだ。偉いな」「◯◯のほうが、えらい」「まあ、日記を欠かさず十年書き続けるのは、なかなか頑張ってる気はするな」「うん」「ともあれ、日記は写真と同じだ。読み返したとき、その日のことを思い出せる。少なくとも、その一助にはなるだろ」…

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