1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/332 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/06/16(木) 04:25:46 ID:Cs1Gbg3k02022年6月1日(水)「──◯◯、◯◯!」うにゅほが、こちらに右手を差し出す。「?」とりあえず、握る。「ちがくて」「どした」「ゆび、なおった!」「えっ」昨日の今日だぞ。あまりに早すぎる。「見せてみ」「うん」うにゅほの手を取り、薬指の先を確認する。「……治ってる」「でしょ」実際にどうかはわからないのだが、なんの異常もないように見える。「ひふか、すごいね」「すごいのは××の自然治癒力のような気がするけど……」若いからかな。「でも、薬は飲まないとダメだし、軟膏は塗らないとダメだぞ」「うん、わかった。みためだけかもしれないもんね」「その通り」いちばん怖いのは、油断だ。俺たちは医者ではないのだから、自分で判断してはならない。指示された通りにすることが大切だ。「ね、なんこうぬって」「はいはい」処方されたバラマイシン軟膏を僅かに指に取り、うにゅほの指先に塗り込んでいく。「これ、絶対出過ぎるよな……」「そだねえ」なにしろ、患部が指先だ。必要な量が元より少ないのだ。どんなに軽く押しても不必要なほどの量が出てしまうため、ティッシュで拭う羽目になる。「痛くない?」「いたくないよ」「膿は、もう出ない?」「ぜんぶだした、とおもう」「腫れもすっかり引いたし、薬と軟膏を欠かさなければ安心かな」「◯◯、ありがと」「何が?」「すぐにしらべて、びょういんつれてってくれたから……」「どういたしまして」俺からしてみれば…
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十年と六ヶ月半分たまった(2022年6月前半)
