半導体のメモリー市場がいよいよオワコン化してきたか。 韓国、「月間100億ドル」輸出が崩れた半導体…1年5カ月ぶりに減少 11/15(火) 8:44配信 中央日報日本語版 半導体月間100億ドル輸出にブレーキがかかった。 産業通商資源部は14日、先月の半導体輸出額が94億1000万ドルを記録したと明らかにした。1年前より16.2%減少し100億ドルを割り込んだ。昨年5月から続いた半導体月間100億ドル輸出記録は1年5カ月で終わった。景気鈍化により主力であるメモリー半導体需要が減り、単価もやはり急落しているためだ。システム半導体輸出は増加傾向を続けているが、半導体全体の輸出が減少する流れを戻すほどではなかった。 核心輸出商品である半導体輸出が揺らぎ情報通信技術(ICT)全体の輸出も大きく鈍化した。先月のICT産業輸出額は178億7000万ドルで昨年と比較して10.3%減った。ICT輸出増減率は7月にマイナスに転じてから不振を継続している。7月に0.9%、8月に4.6%、9月に2.2%だった減少幅は先月には2桁に拡大した。ICT産業を中心に輸出景気が急速に冷え込んでいるという意味だ。 半導体以外のICT主力商品輸出も下り坂を歩んでいる。ディスプレー輸出額は20億3000万ドルで9.6%減、コンピュータ・周辺機器は10億3000万ドルで30.9%減少した。携帯電話は15億5000万ドルで13%増えた。国別に見ても中国向けが16%減、米国向けが13.9%減、日本向けが5.3%減、欧州連合(EU)向けが4.6%減、ベトナム向けが1.3%などほとんどの地域への輸出が減った。 来年の半導体などICT輸出の見通しは「くもり」だ。高物価・高金利の余波で景気が鈍化し、半導体とディスプレーなど主力品目の需要も減少するだろうという見方が優勢だ。加熱している米国と中国の経済覇権争いも変数だ。米国が中…
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