ロシアがウクライナ核攻撃の前段階の核実験を始めるかもしれないと。 焦点:新START、修復ほぼ不可能 核リスク拡大へ 2/22(水) 15:59配信 ロイター [ロンドン 21日 ロイター] #8211; ロシアと米国の核軍縮合意、新戦略兵器削減条約(新START)は、ロシアのプーチン大統領の履行停止表明で修復がほぼ不可能になった。ウクライナ戦争と並行し、新たな軍拡競争が勃発するリスクが高まる一方、米ロ両国は50年余りにわたりこれまでの核軍縮条約がもたらしてきた安定的かつ予測可能な核管理の枠組みに頼れなくなる。 プーチン氏は21日の年次報告演説で戦略核弾頭の保有数を制限する新STARTについて、離脱はしないが履行を停止すると表明した。しかし専門家によると、新STARTにはどちらかが参加を停止する規定はなく、白紙撤回以外に選択肢はない。 プーチン氏はフランスと英国の核兵器も考慮に入れた上でなければ議論を再開しない考えを示した。しかし専門家によると、こうした方針には米国が反対しており、条約を全面的に書き換える必要もあるため、実現不可能だという。 国際戦略研究所のウィリアム・アルバルク氏は、ロシアは新STARTがなくても存続できると判断し、撤廃となった場合の責任を米政府に押し付けようとしていると指摘した。 新STARTは両国が配備可能なミサイル1機当たりの核弾頭数を事実上制限している。米科学者連盟によると、ロシアが保有する核弾頭の総数は推定5977個、米国は5428個。 アルバルク氏は「両国の戦略核弾頭の配備数が即座に1550個から4000個に増加する可能性があり、それが一夜にして起こり得る」と危機感を示した。 核弾頭の配備を増やすと弾頭が密集し、敵国から狙われやすくなるというジレンマが生じるため、不安定化の恐れがあるという。 <巨大な不安定性> プーチン氏は、北大西洋条約機構(…このサイトの記事を見る
【緊急速報】世界の核戦争リスク拡大へ
