露民間軍事会社ワグネルがウクライナ東部の要衝バフムトで大規模な攻撃を開始した。同社は、10日には撤退すると表明しているが、短期間で町を制圧することが可能だと考えられている。 報道によれば、ワグネルは、隣の町からバフムトにつながるウクライナ軍の補給路に対して攻撃を開始したとされている。同社の創設者であるプリゴジン氏は、ロシア軍からの弾薬の供給が止まっているとして、ショイグ国防相らを批判し、バフムトからの撤退を表明していた。 しかし、6日にはワグネルが新たなメッセージを投稿し、あとわずかで町全体を占領できる可能性があるとして、攻勢をかけていることを明らかにした。 ワグネルが撤退した場合でも、ロシア・チェチェン共和国のカディロフ首長が率いる民兵が、戦闘を引き継ぐことを表明しているが、戦況にどのような影響が出るかが注目される。 一方、ロシア国防省は、これらの動きに対しては反応していないが、5日にはショイグ国防相が軍備施設を視察する動画を公開し、「必要な武器と軍備を継続して供給するよう」指示した。これは、9日の「戦勝記念日」を前にした混乱を収める狙いがあるとみられる。 コメント欄の意見: ・ワグネルのプリゴジンは、バフムト制圧によってロシア政府や国民に誇示し、政治的な地位の格上げを狙っているようだ。彼は野心家であり、大統領の座を狙っているのかもしれない。 ・この記事では、「短期間」とは具体的に何を指すのか、ウクライナ軍がどのように反応するのかなど、疑問が浮かんでくる。プリゴジンの発言は、バフムト最後のすかし屁に過ぎないのではないか。 ・プリゴジンは、支給された給金を独り占めするために、ワグネル軍を全滅させ、逃亡先まで準備しているのかもしれない。彼は世界を股にかけてきた野心家であり、国際裁判にかけられる可能性もある。 ・プリゴジンは、5月10日にバフムトから撤退すると言いながら、実際に…
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