テレビ朝日系・『相棒 season21』公式リンク:Website、Twitter、Facebook、Instagram、LINE第8話『コイノイタミ』の感想。伊丹(川原和久)が、夫も子もある女性に横恋慕。大河内(神保悟志)の聴取を受けていた。発端は二日前に起きた殺人事件。投資会社勤務の大久保という男性が自宅で殺害され、『え』『つ』と読める血文字が発見された。容疑者として浮上したのが、篠塚というチンピラ。2年前、ひったくりで逃走中の篠塚を、取り押さえたのが大久保だった。捜査一課は、お礼参りの線で篠塚の行方を追跡するが、その矢先、伊丹が思わぬ行動に出る。 —上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用—●脚本:森下直/演出:権野元(敬称略)初期のころの『相棒』を見ている感じで、懐かしくなった女性に惚れっぽくて、早合点で… と、もっとコミカルなエピソードならば、初代「特命係・第三の男」・陣川公平(原田龍二)がピッタリな今回のエピソード。全体的には伊丹(川原和久)の性格を上手くいかした結末、中盤の幾度かの捻りもあったし、右京(水谷豊)らしい博学の部分と、薫(寺脇康文)らしい捜査もあって、三人三様の個性を見せたのが良かった。個人的には、初期のころの『相棒』を見ている感じで、懐かしくなった。あまり「新・相棒」とか「ラストシーズン」を意識しないで正直、これ位を合格点にしないと(苦笑)今回の脚本担当は森下直氏で、(間違っているかもしれないが)最初に今作を担当したのが 2014年10月22日放送の『相棒season13』の第2話『14歳』であり、最近の今作を見れば多くのスタッフが若いから “出戻りの亀山薫” を使いこなすことを持て余しているのは明らか。従って、強引に薫をいかした内容にすれば、途端に「薫はそんなじゃない!」って感じになりかねない…
このサイトの記事を見る