いよいよ資金繰りが怪しくなってきたと。 韓国企業の資金が枯渇する…米国債の金利上昇で「債券大虐殺」危機 9/30(金) 13:30配信 中央日報日本語版 #.大宇建設は信用格付けA(安定的)にもかかわらず、先月、社債ではなく「プライマリー債券担保付証券(P-CBO)」で800億ウォン(約80億円)を調達した。P-CBOは、信用度が低くて(BBB以下)社債発行が難しい中小企業が信用保証基金の保証を受けて発行する証券だ。利上げと不動産景気沈滞の雰囲気の中、大企業の大宇建設までが政府機関の保証に頼ったということだ。政府が新型コロナ危機対応レベルで大企業にもP-CBO発行を認めた点を活用した。大宇建設がP-CBOで資金を調達したのは今回が初めてだ。 #.ソウル鍾路区(チョンノグ)SKソリンビルとSKガソリンスタンド116カ所を資産として保有するSK Reitは27日、960億ウォン規模の社債需要予測のうち50億ウォン分しか注文を受けることができなかった。満期が1年と短いうえ金利を最大年5.1%としたが、機関投資家に背を向けられた。ある資産運用会社の債券運用担当者は「今後、金利がさらに上がれば債券価格が下がる可能性があり、機関が観望する雰囲気」と説明した。 米国の利上げの影響で韓国企業の資金難が深刻化する見通しだ。企業は会社を運営したり新規投資、負債の償還などのために社債を発行して市場から資金を借りる。しかし利上げによる債券価格下落と景気沈滞の懸念から投資家が貸し渋る雰囲気が形成され、資金の調達が難しくなっている。 金融監督院によると、先月の非金融一般企業の社債発行額は1兆3000億ウォンと、前月比で59.3%(1兆9500億ウォン)減少した。信用度が高くない企業の社債発行はさらに難しくなった。先月の信用格付けAA級未満の社債発行比率は12%と、前月(23.2%)の半分にすぎなかった…
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