NHK総合・夜ドラ『あなたのブツが、ここに シングルマザーのキャバ嬢、宅配ドライバーになる』公式リンク:Website、Twitter、Instagram第22回〔全24回〕の感想。トラックドライバーをやめ、実家で何もせずに過ごしていた峯田(佐野晶哉)だったが、庭に停めてある父親が乗っていたデコトラを見る。子供の頃に一緒に乗った楽しい記憶を思い出し、トラックに描いてある「亜子に似た女神」の絵を見て、峯田はマルカ運輸に復帰する決意をする。一方の亜子(仁村紗和)は、祐二(平埜生成)と咲妃(毎田暖乃)とのことで悩んでおり、会社に行く途中で道端に座り込んでしまう。 —上記のあらすじは[公式サイト]より引用—原作:なし脚本:櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!、4分間のマリーゴールド)演出:盆子原誠(過去作/カーネーション、とと姉ちゃん、おちょやん) 第1,5,最終週 梛川義郎(過去作/純と愛、べっぴんさん、おちょやん) 第2,4週 佐原裕貴(過去作/おちょやん) 第3週音楽:森優太(過去作/ホリミヤ)制作統括:櫻井壮一(過去作/西郷どん、おちょやん、阿佐ヶ谷姉妹の~)※敬称略回想シーンの”残響音効果”について考えてみるきっと、あちこちのブログや SNSが似たような感想になるだろうから、同じようなことを書いても意味が無いから、今回もまずは演出面に拘ってみよう。最初に拘るのは、編集における音響効果の中でも「残響音効果」について。今回、序盤の峯田(佐野晶哉)の幼少期の回想シーンと、亜子(仁村紗和)の回想シーンに “残響音効果” がつけてあった。いわゆる「エコー」というやつだ。といっても、実は専門的にはいくつものジャンルに分かれており、一般的な映像作品で回想シーンに使うのは「エコー」で正式には「ディレイ」といい、カラオ…
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