通貨危機まっしぐらの韓国。 ドル高ウォン安進み1ドル1350ウォン越え、世界金融危機以来13年ぶり 8/29(月) 18:46配信 韓国経済新聞 ウォン·ドル為替レートが29日、世界金融危機以後、13年余ぶりに1350ウォンを越えた。コスピ指数は2%以上急落した。ジェローム·パウエル米中央銀行(Fed)議長が、経済政策シンポジウム「ジャクソンホール会議」で高強度金利引き上げを示唆したことによる影響だ。 この日、ソウル外国為替市場でウォン·ドル為替レートは19ウォン10銭上がった1ドル1350ウォン40銭で取り引きを終えた。世界金融危機時の2009年4月28日(1356ウォン80銭)以降では最高値だ。 23日に記録した最高値(1345ウォン50銭)を更新した。1日の上昇幅(1.43%)では今年に入って最も高かった。 ウォン·ドル為替レートは、11ウォン20銭上がった1342ウォン50銭で取引を始め、昼12時25分頃1350ウォン80銭まで急騰した。その後、当局の介入と推定される物量が出て、1ドル=1340ウォン台に下がったが、再び1350ウォン台に上昇して取引を終えた。DB金融投資のムン·ホンチョル研究員は「パウエル議長の発言で主要国通貨が全般的に劣勢を示したが、ウォン貨は、特に切り下げ幅がさらに大きかった」として「対外依存度の高い韓国が、世界景気の鈍化の直撃弾を受ける恐れがあるという憂慮が作用したと分析される」と話した。市場では、世界景気低迷により韓国の貿易収支赤字が大きくなれば、ウォン安が加速化する恐れがあるという憂慮が出ている。 韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、ブルームバーグTVとのインタビューで「韓銀は特定為替レート水準を目標に定めておらず、市場需給により為替レートが決まるようにする」とし「為替レートが物価に及ぼす影響は鋭意注視する」と明らかにした。 … 学…
このサイトの記事を見る