とうとうTBSでも報道されるようになってしまった。 中国の不動産不況が地方政府に大打撃 ついには財政破綻するところも 8/25(木) 17:08配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN 不動産の不況が続く中国。この状況が地方政府の財政にも深刻な影響を及ぼし、ついには財政破綻するところも出始めました。何が起きているのでしょうか? 山東省青島市。この街の一角に。 記者 「マンションの建設が止まった現場です。完成予想図も色あせてしまっています」 青島市民 「(建設が止まって)半年くらいかな」 こうした人気のない建物は「鬼城」と呼ばれています。鬼城が生まれる背景の1つが不動産不況です。 マンション購入者 「8か月以上も我慢したのに、なぜ何もしなかった?ここへ来た理由が分かるか?」 地元政府の担当者に抗議するのはマンションを買った人たち。 中国では建物が完成する前にマンションを購入し、ローンを払い始めるケースがほとんどです。ローンを支払っているのにいつまでもマンションが引き渡されない。抗議の声は全国に広がっています。 政府の規制強化によって、不動産開発企業向けの融資を絞り、資金を調達しづらくした影響で、不動産開発に投資する金額は減り続けています。今年1月から7月までの投資額は、新型コロナの感染拡大の影響があった2020年3月以来の落ち込み幅となりました。 不動産不況は地方政府の財政にも影響しています。その理由は。 中国の土地は国有制のため、地方政府がその土地の使用権を不動産開発企業に販売します。地方政府には使用権の販売収入が入る仕組みです。 丸紅中国 鈴木貴元経済調査チーム長 「地方政府にとっては土地(使用権)を売却して、不動産開発するのは街の開発につながる。不動産売却収入は金銭面でとても重要」 地方にとって重要な財源ですが、今年1月から7月までの収入は前の年の同…
このサイトの記事を見る