英米から強力な長距離砲を得て、本格的な反撃が始まる。 ウクライナ、占領下ヘルソンのロシア軍部隊に「精密攻撃」 住民の避難難航 7/12(火) 8:33配信 CNN.co.jp (CNN) ウクライナ軍は先週末、前線のはるか後方に位置するロシア軍の補給線や弾薬庫に対して攻撃を続けた。ウクライナの当局者によると、南部ヘルソン州にあるロシア軍の陣地に対して再び長距離攻撃が実施されたという。 ヘルソン州議会の議員は10日、ヘルソン市内の通りにいた占領軍の部隊に対して「精密攻撃」が行われたと説明。この部隊が同日午前に2度にわたって攻撃を受けたことを明らかにした。 ヘルソン市のものと確認された画像や動画には、10日午前に厚い灰色の煙が立ち上る様子が捉えられている。 この議員はウクライナのテレビに対し「欧米の現代的な兵器のおかげで、ロシアの防空システムは砲弾を迎撃できない状況だ」と指摘した。 この議員はまた、民間人の避難が難航していることにも言及。「ヘルソン州からの避難に関して人道回廊は存在しない。人々は身の危険を冒してバシリウカ経由でザポリージャに向かっている状況だ」と述べ、車列が1~2週間解消しないこともあると述べた。 さらに「占領者は避難の条件として金銭を要求し、ウクライナ国民から所持品を奪うことさえある。クリミア半島へ避難する場合、選別収容所に連行される危険性もある」と主張した。 10日の攻撃に先立ち、9日にはヘルソンの空港付近で複数回の爆発が発生。また、ドネツク州の弾薬庫とみられる場所でも爆発が起きた。 ウクライナのベレシチュク副首相は8日、ウクライナ軍の奪還作戦にともない大規模な戦闘が行われる見通しだとして、ヘルソン州の住民に避難を呼び掛けていた。 ロシア国営タス通信はヘルソン市上空で起きた4回の爆発はロシアの防空システムによるものだと報道。ウクライナ側が攻撃したと主張する同…
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