毎日のように悲鳴を上げる韓国。 「韓国物価、金融危機当時より深刻」…韓国銀行総裁の解決策 6/22(水) 9:34配信 中央日報日本語版 物価高騰の勢いが鈍化するまでは韓国銀行も緊縮のキーを回さない見通しだ。 韓国銀行の李昌ヨン(イ・チャンヨン)総裁は21日、「急激な物価上昇傾向が変わる時まで物価中心に通貨政策を運用する」と明らかにした。物価のピークアウト(頂点通過)を確認するまでは現在年1.75%水準である基準金利を上げ続けることもあるという意味だ。 物価上昇圧力はますます大きくなっている。李総裁はこの日記者懇談会で「今後国内消費者物価上昇は先月の見通しを上回る可能性が大きいと判断される」と明らかにした。報告書には今年の年間消費者物価上昇率は2008年水準の4.7%を超える可能性があるという見通しを示した。 先月韓国銀行が修正経済見通しを通じて今年の消費者物価指数上昇率見通しをこれまでの3.1%から4.5%に上方修正した後、1カ月ぶりに予想値を引き上げたのだ。 物価上昇見通しを再び引き上げたのは国際原油価格と穀物価格の上昇だ。韓国銀行は5月の経済見通しで原油輸入価格を1バレル=102ドル水準として今年の物価上昇率を予想した。ところが国際原油価格は1バレル=120ドル台まで跳ね上がった状態だ。李総裁は「国内の物価上昇圧力が長期化する可能性が懸念される状況でインフレ期待心理を適切に制御しない場合、高物価状況が定着しかねない」と話した。 特に韓国銀行は食品物価の上昇を鋭意注視している。ウクライナ戦争後に穀物など国際食糧価格が急上昇し「アグフレーション」の懸念は大きくなっている。国際食糧価格を2020年1月を基準値の100として指数化すると、先月の食糧価格は154まで上昇した。特に穀物価格は172で上昇幅がさらに大きい。 加工食品と外食物価の上昇圧力も大きくなっている。李総裁は「…
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