2023年5月14日、韓国で日本への関心が高まっている現象が報じられた。日本からの岸田総理の訪韓を契機に、日韓問題の改善のスピードアップ感が増しているとされている。 韓国では、訪日旅行の予定を組む韓国人が増え続けており、最近では韓国内でも日本製品が品薄になる現象が起きている。5月9日には、韓国メディアの朝鮮日報が「ノージャパンは昔話、市場はイエスジャパン…酒類・服・車の輸入急増」という見出しの記事を掲載した。 記事では、韓国内で日本製品が人気であることが報じられており、例えば「アサヒビール・スーパードライ」が売れすぎてコンビニでは隠しながら販売されているといったエピソードが紹介された。かつては反日ムードが強かった時期でも、実際には韓国では日本製品を楽しむ人々が存在していた。 文在寅政権下の末期には、ポケモンパンが流行り、夜な夜なコンビニを回る人々が多かったと述べられている。そして現在は、日本製ビールを購入するために韓国人が殺到していると報じられている。実際に著者自身も、去年の夏から今年の1月まで私の住むカンナムのセブンイレブンでも日本のビールがいつでも手に入るほど販売されていたが、今はすぐに完売してしまうほどの人気がある。 韓国では政権交代に伴い社会自体が大きく変化する傾向がある。反日や不買運動が盛り上がっていた時期には想像もできなかったような日本ブームが起きているのは、その反動の一環とも言えるだろう。韓国内での日本ブームが拍車をかけて日本製品が品薄になっている側面もある。 実際に、文在寅政権下で「ハイボール」という日本の飲み物が流行したこともあった。しかし、左派の活動家たちは高齢で「ハイボール」についてよく知らなかったため、サントリーといった日本企業は左派からの攻撃を免れることができたのかもしれない。一方で、日本で大人気の「ハイボール」は韓国の若者たちによく知られていた。…
このサイトの記事を見る