放送批評懇談会は、20日にギャラクシー賞の3月度テレビ部門授賞作を発表しました。今年も多くのドラマが放送された中から、受賞作品が選ばれました。本記事では、授賞されたドラマ作品について紹介します。「ブラッシュアップライフ」日本テレビ系列で放送された「ブラッシュアップライフ」は、早世した主人公らが人生を2周目、3周目とやり直しながら〝ブラッシュアップ〟していく物語です。バカリズム脚本、安藤サクラ主演のこのドラマは、ギャラクシー賞で月間賞を受賞し、視聴者からの高い評価も受けました。授賞について「奇想天外なフィクション性と細かすぎるほどの日常性、その両方を味わいつつ、先の見えない展開を毎週楽しみに見ることができるドラマだった。たくさんの笑いに満ちた全10話が終わる頃には女4人の友情に思わず涙。メインキャスト自らが『女優の放牧』と評するほどのびのび楽しく演じたという空気もこのドラマの多幸感を演出した」と、主催者から高い評価を受けました。さらに、「Filmarks」による「2023年冬ドラマ満足度ランキング」でも1位に選ばれるという快挙を成し遂げました。「大奥」NHKの「大奥」は、徳川八代将軍吉宗など、女優陣が歴代将軍を演じた男女逆転ドラマです。史実を忠実に再現して堂々とした歴史ドラマを展開し、それぞれの登場人物の性格が丁寧に描かれ、それぞれの『覚悟』を貫くところがさわやかだと評価されました。ドラマが受賞したことについて主催者からは、「将軍が女性で、大奥が種付けの男性の世界という奇想天外な設定にもかかわらず、さまざまな形の情愛あふれた世界を作り上げて堪能させてくれた」と高い評価を受けました。「タモリ倶楽部」「海辺にあった、町の病院~震災12年 石巻市雄勝町~」「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)、「海辺にあった、町の病院~震災12年 石巻市雄勝町~」(NHKスペシャル)も、3月度月間賞に選…
このサイトの記事を見る
ギャラクシー賞の3月度テレビ部門授賞作発表
