アート・芸術

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【動画】砂浜の人造生命体"ストランド・ビースト"が動く!「テオ・ヤンセン展」@千葉県立美術館

砂浜の人造生命体"ストランド・ビースト"が動く!「テオ・ヤンセン展」@千葉県立美術館|字幕利用可 海岸で自生し砂を巻き上げて海岸線を守る生命体…2023年11月10日(金)、千葉県立美術館で開催中の『テオ・ヤンセン展』に行って来たので、その簡単レポートと動画紹介…現代のレオナルド・ダ・ヴィンチとも称されるオランダのアーティスト、テオ・ヤンセン。彼が制作したのが人造生命体「ストランドビースト」。オランダが直面する海面上昇問題に対する彼なりのアプローチが創出さした風の力で動く巨大アート作品だ。海面上昇問題解決のため、海岸で自生し砂を巻き上げて海岸線を守る生命体…芸術と科学の境界を超えて新たな可能性を提示従って、ストランドビーストは、生命体として歩行、方向転換、危険察知などの機能を備えている。また、作者亡き後も自立して砂浜で生き延びることを目指し、世界中で増殖(制作)されている。生命の進化や遺伝情報の受け継ぎといったテーマを取り入れた砂浜の生命体でもあるのだ。本展では、砂浜で美しく疾駆するビーストの映像が見られる。更に、発想の源となった自筆スケッチや...
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戦争や震災でも被害を受けなかった“火除けの守護神”「千種稲荷神社」@東京・錦糸町

先日(12/18)に年末のご挨拶で菩提寺に妻と参りましたこれまでにも、私の家の菩提寺が東京・浅草にあることは書いてきたとおりです。今では千葉都民になった私ですが、一応は元浅草に起源をもつ「江戸っ子五代目」のちゃきちゃきな江戸っ子なわけです。先日(12/18)に年末のご挨拶で菩提寺に妻と参りました。子どもの頃と違って、今は周囲をビルに囲まれてしまいホテルまで建って、見違えるようになりましたが、墓前に立つと一気に50年ほどタイムスリップしておばあちゃんとお墓参りによく来たことを思い出します。東京・錦糸町駅近くの「千種稲荷神社」その帰りに、どうしても以前から寄ってみたい神社がありまして、ちょっとだけ寄り道しました。それが、JR総武線・総武快速線の錦糸町駅、東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅から徒歩数分のところにある「千種(ちぐさ)稲荷神社」。日曜日だったせいもありますが、地元の子どもたちが神社の鳥居の前で遊んでいたり、賽銭箱の前でお参りの仕方を友だち同士で確認し合ったりする光景が微笑ましくなりました。私も東京下町に育ったので分かるんですが、子どもと神社って妙なつながりがあって、神聖な場所であると同...
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【展覧会レポート】江口寿史イラストレーション展 彼女 @千葉県立美術館 ※「ストップ!!ひばりくん!」から受けたラブコメ観

チケットとフライヤー江口寿史イラストレーション展 彼女@千葉県立美術館千葉県立美術館で開催中の「江口寿史イラストレーション展 彼女」に行ってきました。千葉県立美術館場所は千葉ボートタワーの近くで、駐車場がナント無料という太っ腹な県立美術館です。千葉県立美術館駐車場江口寿史さんは、千葉にご縁があるアーティスト今夏に投稿した「【展覧会レポート】「イラストレーター 安西水丸展」千葉県佐倉市美術館で開催」のイラストレーターの安西水丸さん(1942~2014)は東京生まれですが、幼少期に千葉県南房総市千倉で過ごされたということで、千葉にご縁があるアーティストとしてご紹介しました。今回ご紹介する漫画家・江口寿史さん(1956~)は熊本県水俣市のご出身ですが、中学2年生の時に父親の転勤で千葉県野田市に転居し、千葉県立柏高校卒業と、これまた千葉にご縁があるアーティストなのです。江口寿史さんの説明は不要だと思いますが、千葉県流山市を本拠地とするプロ野球チーム「千葉パイレーツ」の活躍を描いた漫画『すすめ!!パイレーツ』を始め、名作がたくさんあります。実は、これこそが全ラブコメ中で最高傑作では!?江口さんの...
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【展覧会レポート】「イラストレーター 安西水丸展」千葉県佐倉市美術館で開催

【展覧会レポート】「イラストレーター 安西水丸展」千葉県佐倉市美術館で開催千葉県にゆかりのある『イラストレーター 安西水丸展』イラストレーションを始め、漫画や小説、エッセイや絵本など、様々なジャンルで活躍されたイラストレーターの安西水丸さん。彼の幼少期から晩年(1942年- 2014年)までの歩んだ軌跡を、500点以上の原画や関連資料で紹介する展覧会『イラストレーター 安西水丸展』が、千葉県佐倉市立美術館で、2022年8月6日(土)~9月25日(日)まで開催中。安西さんの創作の原風景が「南房総・千倉」の自然の数々安西さんは、幼少期から中学校卒業前の時期を、母の郷里である千葉県千倉町(現・南房総市千倉町)で過ごしました。彼の作品には “水平線” が多用されるなど、千倉の海や山の自然が創作の原風景であり、作品の随所に千倉の面影を見ることができます。そして、この『イラストレーター 安西水丸展』が “千葉県内初” の本格的な安西さんの展覧会。余談ですが、私も、誕生年から中学卒業までの約15年間、毎年夏休みの30日間は母の郷里である千葉県館山市(南...
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【山田五郎 オトナの教養講座】名画をおもしろ解説[ルソー編 天然ヘタウマ]

©YouTubeわたし、実は子ども時代は「画家」になりたかったのです…だいぶ前から、ご紹介しようと思ってはいたのですが、遂に今回でご紹介できます。私みっきーが、映像に興味関心があるのはご存知だと思うのですが、実は幼稚園年少組から小学校4年生まで私設の絵画教室に通っておりまして、クロッキーやデッサンが大好きでずっとやっていました。ちなみに、解釈に多少に違いはありますが…「クロッキー」とは、人物や動物など “動きがあるもの” を素早く(10~20分程度)簡潔に線のみで描くことです。©Wikipedia「デッサン」とは、物体の形や質感、相互の位置関係や照明の明暗などを意識して、時間をかけて描くことです。©Wikipediaまあ、今思えば、この二つが映像制作に必要な「画コンテ」を書くことに役立つわけです。でも、小学生~中学時代に欧米のロックバンド「キッス」、「ベイシティローラーズ」、「チープトリック」で洋楽の洗礼を浴びまして…更に、1976年に洋画では映画『ジョーズ』と『カサンドラ・クロス』、邦画で...
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