テレビ朝日系・『相棒 season21』公式リンク:Website、Twitter、Facebook、Instagram、LINE第17話『定点写真』の感想。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、ある建物の「定点写真」をSNSにアップする高校生の幹太(寺田心)に声をかける。5日前、その建物でイベント会社社長の浅野(平井真軌)が殺され、幹太のSNSも更新が止まっていた。右京と薫が幹太は誰かをかばっていると推理する一方で、浅野を恨む人物が浮上。右京らは、幹太の投稿を自分のSNSで紹介したカメラマンのあゆみ(大野いと)と会う。 —上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用—●脚本:櫻井智也/演出:守下敏行(敬称略)幸澤沙良さんと寺田心くんの若手の演技が見所だった今回ドラマ『差出人は、誰ですか?』(TBS/2022)で主演を務めた幸澤沙良さんと、ドラマ『トクサツガガガ』(NHK/2019)で ダミアン(田宮拓)役を演じた寺田心くんの若手の演技が見所だった今回。というくらいしか、褒めるところが… である(苦笑)流石に、捻り過ぎでは?これ、相棒ファンなら序盤で事件の全容は分かってしまったのでは?だから、作り手たちも、時間軸をいじって、人間関係を隠して、捻って捻って捻りまくって、頑張ったのは分かるが。流石に、捻り過ぎでは?もっと幹太(寺田心)の恋心とか憧れの気持ちに重心を置いて「庇う心」、「助けたい心」をメインにした “人情モノ” に仕立てたほうがよかったような。そうすれば、幹太の幼馴染みだという杏子(幸澤沙良)の気持ちが明確になって、少しはさわやかな風が吹くラストになったと思うのだが。物理的にでもいいから、特命係の出番を増やすだけでも…その上、困ったのは特命係の必然性がほぼ無かったこと。自働的に関係者が動きまくって、ボロを出し…
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