人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんの主演ドラマ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)の第5シーズンで、ヤンキー気質の新人家政婦・本仮屋素子(もとかりや・もとこ)を演じている女優の山本舞香さん。自身も「すごく体力を使う」と明かすテンションの高い役どころを熱演している。そんな山本さんに、素子役への思いや主人公の三田園薫を演じる松岡さんの印象などについて聞いた。 ◇「こんなにエナジードリンクを飲む現場は初めて(笑い)」 同作は松岡さん演じる女装の家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“のぞき見”ヒューマンドラマシリーズだ。 山本さんが今回演じる素子は、ヤンキー同士の抗争の場で“たまたま”出会ったミタゾノさんにほれ込み、「姐(ねえ)さん」と慕って家政婦紹介所にやってくる。ヤンキーらしく仁義を重んじる素子は、何があってもミタゾノさんに“地獄の果てまで”ついていくという熱い信念と情熱を持つ一方、一人称は「あたい」、服装も個性的なものでそろえ、言葉の端々、行動の端々にヤンキーの香りをかもし出す。 オファーを受けた当初は「この役だったら、まあ声はかけてもらえるだろうな、というイメージはありました(笑い)。めちゃめちゃ強気なんですけども、『私以外、他に誰がやるんだろう?』というのはありましたね」と熱い思いを語る。 自身と素子の共通点を問うと「ほぼ共感できます」と答える山本さん。 「思ったことをすぐ口に出しちゃうところとか、17〜18歳の自分に似ているなと感じます。普段、私は役を引きずるタイプなんです。撮影を終えて帰宅しても、その役のまんまだったりする。今回は役を引きずることもないです。『私が素子、素子が私』と言えるくらいハマっていると思います。ただ朝だけは、すぐ大声出ないしハイテンシ…
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