スリランカ「日本は信頼できる友人アル」 こっちを見るな

スリランカの政治家に腹話術的に都合いいことをしゃべらせる中国。 スリランカ現職閣僚が語る、中国の“反社”的なワナ 「日本は世界で最も信頼のおける友人」 10/17(月) 5:56配信 デイリー新潮 途上国に過剰な資金を貸し付けて返済不能に陥らせ、“借金のカタ”として重要インフラを奪い取る――。 経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国の対外融資は「債務の罠」と指摘される。経済的に相手を屈服させる反社まがいの手口で、ワナに陥ったスリランカは国家破産の危機に直面している。 「わが国が陥っている経済的状況の責任を、どこか特定の国に帰すことはしたくありませんが、前大統領をはじめとする政治家たちが中国から返済不能な巨額の資金を借り入れてしまった。あくまで彼らが、国の発展より自分たちの利益を優先した結果なのです」 とは、7月に誕生した新政権の閣僚で、ウィクラマシンハ大統領を支えるナーナーヤッカーラ労働・海外雇用大臣だ。 国家予算を上回る資金を中国から借金 スリランカが抱える対外債務はおよそ510億ドル(約7兆4千億円)に達し、対中債務はその1割以上に相当する約65億ドル(約9400億円)とされる。スリランカの2022年度推定政府歳入は2兆2230億スリランカ・ルピー(約8892億円)だから、国家予算を上回る資金を中国から借りていることになる。 「前政権は、その借入金を国内の雇用や利益の創出に直結しないインフラ整備にも費やしました。当時は将来的に必要になると考えたのでしょうが、いまはまったく不要なものが少なくありません。これは致命的な判断ミスでした」 … 日本は救済措置を講じてきたが… 実は、スリランカには中国とほぼ同額の対日債務がある。日本はこれまで一部債務の減免や返済スキームの変更などの救済措置を講じてきたが、中国にそうした配慮は見られない。 「我々は債務再編に向けた債権国協議を日本に主導…

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