ついに東南アジアにも抜かされそうな韓国。 韓国上場株式の価値は先進国の52%…フィリピンより低評価 9/18(日) 6:29配信 朝鮮日報日本語版 韓国で事業展開しながら、米ナスダックに上場したクーパンが仮に韓国株式市場に上場していたら、どれほどの株価が付いただろうか。現在、ナスダックでクーパンの株価は18ドル前後だが、上場先が韓国株式市場だったならば9ドルにとどまっていた可能性があると指摘する研究結果が発表された。韓国特有の状況によって、企業価値が過小評価される「コリアディスカウント」のためだ。 資本市場研究院のキム・ジュンソク上級研究委員は15日、金融委員会、韓国取引所、資本市場研究院が開催した「コリアディスカウント解消のための政策セミナー」で、「個別企業や業種によってディスカウントのレベルが異なるが、平均で韓国株式市場は先進国の52%、新興国の58%、アジア太平洋各国の69%の水準でディスカウントされている」とし、「世界最低水準の配当性向と少数株主保護が不十分な企業支配構造の脆弱性などが主な原因だ」と指摘した。 ■韓国のPBR、45カ国で41位 コリアディスカウントとは、韓国企業の株価が収益性や資産価値が同等の外国企業に比べ過小評価される現象を指す。キム・ジュンソク研究委員は「コリアディスカウントは時期と関係なく一貫して表れ、医療セクターを除くすべてのセクターで観察された」と説明した。資本市場研究院は45カ国の上場企業3万2428社の過去10年間の株価純資産倍率(PBR)に基づき、韓国株式市場のディスカウント水準を算出した。PBRは企業の株価を1株当たり純資産で割って求める。例えば、ある企業の純資産が100億ウォン、時価総額が200億ウォンなら、PBRは2倍になる。 純資産は通常、会社が解散される際に株主に還元されるため、PBRが1未満ならば、株価が過小評価されている…
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