ゼロコロナは家族の絆をもゼロにするかもしれない。 中国で離婚激増の兆し、「家庭崩壊」を予見できなかった習近平指導部 8/5(金) 6:01配信 ダイヤモンド・オンライン 中国では少子化を食い止めるべく、習指導部があらゆる策を算段している。その策の一つが「離婚のクーリングオフ制度」の導入で、2021年には離婚が前年比43%も減って213万組にとどまった。だが、これも一瞬の喜びで終わるかもしれない。2022年は、元の木阿弥(もくあみ)となる可能性が出てきた。一体何が起こっているのか。(ジャーナリスト 姫田小夏) ● 密室から解放後、離婚件数は急増する? 2021年1月から中国で導入された、通称「離婚のクーリングオフ制度」は、離婚の成立前に30日間の冷却期間を設けるというものだ。この規則が導入された背景には、歯止めのかからない「離婚増」があった。 カッとなった勢いで、離婚届にサインするカップルも少なくないのだろう。その衝動を抑え、ほとぼりを冷ます期間を設ければ、少しでも少子化を緩和することができる――、習指導部がこう算段したことは十分に想像がつく。 ところが上海では6月1日にロックダウンが解除されると、多くのカップルが離婚の手続きに民政局に向かったという。3月末からおよそ2カ月間、ゼロコロナ政策により2500万人が自宅に「幽閉」されたが、社会へのアクセスから途絶された密室の中では、「多くの夫婦が壮絶なバトルを繰り返していた」と、上海市に親戚を持つ劉躍さん(仮名、都内在住)は話す。 ● SNSで夫婦間の不満が噴出 上海ではよほどの金持ちでない限り、市民の多くが集合住宅に居住している。家族3人が住む標準的な住宅は80~100平方メートルの3LDKが一般的だ。その閉ざされた空間に60日間も軟禁されれば、誰でも精神的にやられてしまう。劉躍さんによれば、「けんかなどしたことがない親戚夫婦も…このサイトの記事を見る
【悲報】上海ロックダウンで離婚激増w 少子化さらに加速へw
