休日平日問わず毎日韓国の悲鳴が聞こえてくる。 韓国経済、金融危機の2008年の再来? 経済規模は拡大したが耐える体力は弱まった 7/4(月) 7:44配信 中央日報日本語版 「高物価が続く中で世界的な景気下方リスクが韓国に広がる可能性まで懸念すべき複合危機状況に直面している」。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官は3日の非常経済閣僚会議でこのように警告した。 誇張ではない。経済の流れが金融危機が発生した2007~2008年とさまざまな面で似た状況だ。▽危機を克服するとして展開した金利引き下げと金融緩和の後遺症が▽石油・ガスなど原材料需給難と合わさり高物価を触発し▽金融・実体経済ともに沈滞する危険が拡大している様相がそうだ。 発端になった危機が2007年はサブプライムローン問題、2020年は新型コロナウイルス大流行という点が異なるだけだ。2000年代に中国、インド、ブラジルなど新興市場が浮上して原材料価格を上昇したとすれば今年はロシアとウクライナの戦争がエネルギー・穀物大乱の信号弾の役割をした。 問題は14~15年前と比べ国内総生産(GDP)や貿易額、株式市場・外国為替市場に代表される韓国の経済規模は大きくなったが、経済のファンダメンタルズ(基礎体力)は外部衝撃にさらに敏感な「虚弱体質」に変わった点だ。 主要マクロ経済指標を見ると、まず企画財政部は今年の経済成長率(実質GDP基準)を2.6%と予想する。金融危機が起きた2008年の3.0%より低い数値だ。先月秋副首相は「6月または、7~8月に6%台の物価上昇率を見ることになるだろう」と話したが、2008年7月に記録した5.9%を上回る。通貨危機があった1998年以降で初めて6%台の物価上昇率に直面する状況だ。 2008年に13.6%だった輸出額増加率は今年1桁(産業研究院見通し9.2%)に落ちる危機だ。輸出額から輸入…
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