通貨危機の足音が迫ってくる。 韓国、昨年11月の経常収支-6億2000万ドル…3カ月でまた赤字 1/10(火) 10:18配信 中央日報日本語版 半導体などの輸出が急減し、昨年11月の韓国の経常収支が3カ月ぶりに再び赤字に転じた。 韓国銀行が10日発表した国際収支暫定統計によると、昨年11月の経常収支は6億2000万ドル(約816億円)の赤字となった。1年前(68億2000万ドルの黒字)に比べて74億4000万ドルも減少した。 このため、昨年1~11月の累積経常収支の黒字規模も243億7000万ドルに減少した。2021年同期(822億4000万ドル)の3分の1にも及ばない。 韓国の経常収支は2020年5月以降、昨年3月まで23カ月連続で黒字を維持したが、4月の輸入急増と外国人配当が重なり赤字となった。 1か月後の昨年5月、直ちに黒字基調を回復したが、4カ月後の8月、再び30億5000万ドルの赤字に転じ、9月(15億8000万ドル)と10月(8億8000万ドル)の黒字を経て、結局11月に再び赤字に陥った。 まず、輸出(523億2000万ドル)が前年11月より12.3%(73億1000万ドル)減少した。これに先立って昨年9月、輸出が23カ月ぶりに初めて前年同月比減少となった後、3カ月連続で後退した。一方、輸入(538億8000万ドル)は1年前より0.6%(3億2000万ドル)増えた。 サービス収支も3億4000万ドルの赤字となった。前年11月(-2億7000万ドル)に比べて赤字幅も7000万ドル大きくなった。 新型コロナウイルス(新型コロナ)関連の防疫が緩和され、旅行収支の赤字も1年間で5億ドルから7億8000万ドルに増えた。 本源所得収支(第一次所得収支)の黒字(14億3000万ドル)は、前年11月(11億7000万ドル)より2億6000万ドル増加した。 金融勘定の純資産(資…
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