コリアウェーブというのは寒波のことだったのか。 希望退職募集や採用縮小の動き広がる 極度の雇用悪化の恐れ=韓国 12/20(火) 14:03配信 聯合ニュース 【ソウル聯合ニュース】世界的な景気低迷が長期化の兆しを見せるなか、韓国で業績不振にあえぐ企業が人員削減や経費節減に乗り出した。さまざまな業界で希望退職者を募り、新規採用を絞る動きが広がっている。各社は来年の投資計画も最大限保守的に見直すなどし、厳しい事業環境に備えようとしている。業界は、来年はかつてないほど雇用状況が悪化すると懸念している。 ◇流通・金融業界に「北風」 希望退職の募集相次ぐ 米国の巨大テック企業で始まったリストラの嵐は、すでに韓国の流通業界や金融業界でも吹き荒れている。 流通業界によると、ロッテ免税店は新型コロナウイルスの流行によるビジネス環境の変化に対応するため、創業以来で初めて希望退職者を募っている。2020年にも希望退職を実施した家電量販店のロッテハイマートは、家電市場の低迷に伴う業績不振を乗り越えられず、最近になって再び退職者を募集した。LG電子の家電製品を販売するハイプラザも、希望者を対象に勤続年数に応じて基本給の4~35か月分を支払う希望退職を実施した。 経済団体・全国経済人連合会(全経連)のキム・ヨンチュン雇用政策チーム長は「今年は景気が非常に良くなかったため、企業の生き残りが話題になるほどだった。採用以前に、今いる社員も減らさねばならない状況だ」と話す。 今年業績が落ち込んだLGディスプレーは、事業構造の再編に伴い一部の社員を系列会社に配置転換する。生産関連の社員を対象に3~7か月ずつ、一時的に休職させることも検討している。 銀行と証券業界も人員削減に踏み切っている。ハイ投資証券とダオル投資証券は先ごろ希望退職者を募り、ウリィ銀行やNH農協銀行、水協銀行も退職者を募集済みまたは募集中。…
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