韓国「なぜ米国とのスワップを終了させたのか!」 こっちを見るな

記事中盤の「なぜスワップ終了させたのか」が本音だから。 【時論】韓米通貨スワップ、誤解と真実 11/15(火) 8:31配信 中央日報日本語版 2008年9月、米金融グループ「リーマンブラザーズ」の破綻でグローバル金融市場で信用収縮が深刻になり、韓国銀行(韓銀)の海外借入が突然ふさがった。当時、1ドル=1570ウォンまでウォン安ドル高が進み、同年9月から年末まで462億ドルの外貨が流出した。外貨貸出を償還したり輸入代金を支払う企業はドルを確保できず危機を迎えた。 通貨当局は緊張した。銀行が海外借入金の満期を迎えても延長したり借り換えができなければ、国家が保有外貨を崩さなければいけない。 企業に貸した外貨を回収して返すのは実物経済を萎縮させたりする。1997年の通貨危機当時、海外借入金の満期延長が拒否され、保有外貨が底をつき、国際通貨基金(IMF)救済金融を受けた悪夢を思い出した。 あらゆる手段を使ったが、効果はなかった。韓銀の海外借入だけがふさがったのではなく、外国の金融機関も同じだった。わらをもつかむ心情で国会の同意を受けて海外借入に対する国家支払い保証まで約束した。それでも信用収縮は解決しなかった。こうした状況で意外なところから突破口が開かれた。米国が2008年10月30日に韓国と300億ドル規模の通貨スワップ協定を締結したのだ。これを受け、12月2日に韓銀に競争入札方式のスワップを通じて外貨が供給された。 すぐに外貨借入も再開され、為替レートもすぐに落ち着いた。韓国がグローバル金融危機の衝撃から抜け出す瞬間だった。結果的に韓米通貨スワップは韓国金融市場の安定に大きな役割をし、2回の延長を経て2010年10月に終了した。そして新型コロナ拡大でグローバル景気沈滞が始まると、2019年10月に再開され、また2度の延長の末、昨年末に終了した。 最近、米連邦準備制度理事会(FR…

このサイトの記事を見る

タイトルとURLをコピーしました