1億2,200万円が6,600万円になったという。 不動産バブル崩壊の足音が聞こえてきた韓国 文政権で2倍になったマンション価格 「必ず儲かる賭博」のはずが…金利引き上げで危機感 9/10(土) 17:00配信 夕刊フジ 今度という今度は本当かもしれない。韓国の不動産バブルの崩壊予測だ。台風11号の被害復旧が終わるころ、ソウル首都圏の不動産市場はどうなっているか。高額物件が超格安で取引される事例がもういくつか出たら、心理面からもバブル崩壊は止まらなくなるだろう。 金利引き上げによる返済額の増加、担保価値の下落に伴う資金の手当て…。どうにもならず、家を競売に掛けられた流民があふれたら…。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は外交どころではなくなる。 韓国の新聞を見ていれば、毎年何回かは「不動産価格下落か」といった記事が載る。が、すぐに市況回復。前の文在寅(ムン・ジェイン)政権は「不動産価格の抑制」を大目標に掲げたが、抑制政策はやることなすこと失敗した。 文政権5年間で、首都圏のマンション価格は、ほぼ2倍になった。 だから韓国人にとって、不動産とりわけマンションの購入は「必ず儲かる賭博」だった。無理な借金をしてでも、買うことが「階層上昇」へのパスポートだったのだ。 不動産を購入するような大金を工面できない若者は、カードローンをかき集めて暗号通貨に投資した。 無理をして不動産を購入した人も、カードローンで資金を集めた若者も、両班(ヤンバン=李王朝時代の貴族)の気風を引きずっている。「額に汗して働くのは下人」「上人は汗をかかずに儲ける」といった思い込みだ。 両班は手下を使って庶民からの収奪をほしいままにした。現代の両班は、居ながらにして「カネでカネを稼ぐ」ことに熱中している。 しかし、米国追随型の金利引き上げで、不動産購入者(=借入金の大部分が変動金利)は目算が狂った。少子化の影響で、経…
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