【「ゴースト・トロピック」評論】自宅まで歩いて帰る。ただそれだけのことなのに、心が揺さぶられる佳作。

冒頭、定点カメラで映し出されるのは整えられた居間である。窓から陽光が差し込んでいる。時間の経過と共にその部屋はゆっくりと暗くなっていく。静謐な居間の映像に重なって「この空間を私たちの人生で埋める……

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