李氏朝鮮時代末期を彷彿とさせるような話が21世紀の今起きている。 韓国極貧層「7時に列に並んで昼の給食1食、拾った腐った玉ネギ1食」 6/22(水) 10:35配信 中央日報日本語版 ソウル陽川区(ヤンチョング)で一人暮らしをしている70代のイさんは先週、玉ネギの炒めもののおかずを夕食代わりに食べた。費用は一銭もかかっていない。地域の市場のごみ箱で拾った玉ネギで料理をしたためだ。イさんは「商人が捨てた玉ネギの腐った部分を取り除いて炒めた」と話した。最近になってイさんの食卓には市場のごみをリサイクルしたおかずが頻繁に登場する。生計手段が基礎年金30万7500ウォン(約3万2375円)であるイさんにとって値上がりした食材料を買うのはぜい沢だ。イさんは今年に入ってタマゴ1箱を買った記憶がないと話した。 ◆一日一食はチョコパイあるいはラーメン 「ランチフレーション(ランチ+インフレーション)」という言葉が出るほど高騰した生活物価にイさんのような極貧層の「三度の食事」が脅威を受けている。17日午前11時、ソウル鍾路区(チョンノグ)タプコル公園に近い円覚寺(ウォンガクサ)無料給食所には高齢者が臨時テント内部いっぱいに座っていた。給食所を訪れる人全員が極貧層というわけではないが、高齢者たちは「ここで三度の食事をすべて取ることができる人はいないだろう」と話した。 この日、待機番号カード「130番」を手に握っていたイさんは「一日に一食あるいは二食を作って食べるが、一食はとにかく袋ラーメンかチョコパイ」と述べた。イさんは「一人で過ごす時間が多いため、このような給食所があることも知らず、今日初めてやってきた」と話した。高騰した物価でさらに重くのしかかる1食を取るための代案を見つけたのだ。イさんは「この年になってこうなったことは、自分が間違って生きてきたようで恥ずかしく恨めしい」としながら匿名を要…
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