西川美和に「出会えて良かった」と言わしめた『最悪な子どもたち』ーー撮影通じて露出する“映画づくりのモラルの危うさ”

 カメラが回っている時とそうでない時とに、境目のない俳優はいない。普段は口数が少なく穏やかなのに、「アクション」の声がかかれば悪辣な台詞も自らの言葉のように操り、「カット」と共に元に戻る。その技術を会得……

このサイトの記事を見る

タイトルとURLをコピーしました