パラグアイの大統領選挙が4月30日に行われ、地元メディアによると、与党のサンティアゴ・ペニャ候補(44)が当選確実となった。この選挙は、南米で唯一、台湾と国交を維持しているパラグアイにとって、その関係を維持するかどうかが争点となっていた。 ペニャ候補は、選挙戦で台湾との国交維持を主張し、その姿勢が有権者に支持された形となった。一方、野党候補は、中国との国交樹立を訴え、大豆や牛肉などの輸出拡大を目指していた。 選挙前には、世論調査において両候補の支持率が拮抗していたことから、争いが激化することが予想されていた。しかし、ペニャ候補が当確したことで、パラグアイと台湾の関係は維持されることとなった。 中南米では、中国との国交樹立を目指す動きが相次いでおり、アメリカの裏庭とも呼ばれるこの地域において、パラグアイが台湾との関係を維持する姿勢を示したことは、注目されるところである。 今後も中国による台湾との関係悪化や断交の動きが続くことが予想されるが、パラグアイを含むグローバルサウスにおいて、米中の覇権争いが過熱する中、どのような影響が出るかは注目される。 コメント欄では以下のような意見が並んだ。 「パラグアイの大統領選結果は、台湾をはじめ自由民主主義国家にとっても喜ばしい結果。日本にとっても重要で、中国との関係を毅然とした姿勢で見直す必要がある」 「パラグアイの大統領選の結果により、日米が注目せざるを得なくなった。政治の世界も「台湾有事は日本有事」を共通認識として、早急にその準備をしてもらいたい」 「パラグアイのような民主主義を大切にする国が増えてほしい。日本と台湾の協力関係を強化してほしい。日本のODAを多く提供してほしい」 「中国と断交して台湾との関係を維持するパラグアイの選択は大きい意味を持ちます。真に民主主義を大切にする国が増えてほしい」 「日本が台湾と正式な国交を樹立していな…このサイトの記事を見る
【速報】パラグアイ大統領選で台湾支持の候補が当選確実 中国敗れる
