韓国「岸田の回答は不十分だ」
5月7日、日韓首脳会談が行われ、日本の岸田文雄首相は歴史問題に関する明確な謝罪や反省の表明はなく、「歴代内閣の立場を引き継ぐ」という従来の立場を繰り返した。しかし、韓国政府が提案した「第三者弁済」案には及ばなかったため、批判的な世論も相次いでいる。 岸田首相は記者会見で、募集工”被害者”について直接言及せず、彼らの痛みに「共感」の気持ちを伝えながらも、個人的意見であることを明らかにし、政治的負担を減らそうとした。しかし、彼の表現は、募集工を依然として「合法的な徴用」とみなす認識が反映されたものと見られる。 岸田首相は、韓国政府の募集工解決策について、「多くの方が未来のために心を開いてくださったことに胸を打たれた」と述べたが、具体的な回答は避け、私的な意見としてまとめたため、韓国側からは不十分な回答と見なされた。 一方、韓国の尹錫悦大統領は、岸田首相の表現を「一歩前進したもの」と評価し、感謝の意を表明した。しかし、彼は、歴史認識の問題は相手に要求する問題ではなく、誠意を持って取り組むことが重要だとし、「歴史問題が完全に整理されていないからといって未来の協力のために...
2023.05.08
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