文春オンライン “日本一の美人”に選ばれる→中学を強制退学→すぐに結婚…当時14歳の少女がたどった「数奇な運命」とは いまから116年前、まだ14歳(満年齢。当時の表記では16歳)の市長令嬢が「日本初の全国ミス・コンテスト」とされる美人写真の公募企画で日本一となったものの、それを理由に学習院女学部を退学させられる「事…... 2024.03.31 文春オンライン
文春オンライン 「わたし、本当に困ります」“日本初のミスコン”に優勝した14歳の美少女…人生を狂わせた“写真”の背後にあるもの 近年「ルッキズム」への批判もあってミスコンには風当たりが強い。さまざまな見直しが行われ、中止になったものもある。いまから116年前、まだ14歳(満年齢。当時の表記では16歳)の市長令嬢が「日本初の全国…... 2024.03.31 文春オンライン
文春オンライン 「凍傷で赤く腫れあがり、立ったままの遺体が…」199人が凍えて死んだ“無謀な訓練”…「八甲田山の惨事」で“消された事実”とは いまから122年前の1902(明治35)年に起きた八甲田山雪中行軍遭難事件。未曽有の荒天の中でいくつも人為的なミスが重なったとされるが、その責任はほとんど追及されないまま、「無謀な行軍」の悲劇は「天災…... 2024.01.24 文春オンライン
文春オンライン 「殴り合って凍死を防ぐしかなかった」「氷点下41度を観測した日に…」記録的極寒の雪山で210人がさまよい続けた「八甲田山雪中行軍遭難事件」の“顛末” いまから122年前の1902(明治35)年に起きた八甲田山雪中行軍遭難事件。訓練に参加した210人中199人もの犠牲者を出した「日本山岳史上最悪」の遭難では、一体何が起きていたのか――。 今回も当時の…... 2024.01.24 文春オンライン
文春オンライン 199人が死亡した史上最悪の遭難…「八甲田山雪中行軍」で一体なにが起きていたのか?「睡魔に襲われたように次々と昏倒」「追い詰められたあまりに…」 いまから122年前の1902(明治35)年に起きた、八甲田山雪中行軍遭難事件。未曽有の荒天の中でいくつもの人為的なミスが重なったとされる。だが、その責任はほとんど追及されないまま、「無謀な行軍」の悲劇…... 2024.01.24 文春オンライン
文春オンライン 体中を切られて死んだ夫、不起訴になった犯人…事件に巻き込まれたカナダ人妻が語っていた“疑問”と“世間の空気” 1890(明治23)年に起きた「ラージ殺人事件」は、2人組の強盗が開校間もないミッションスクールに押し入って、カナダ人教員のトーマス・A・ラージ氏を殺害し、その妻であり校長のイライザ・S・ラージ氏も指…... 2024.01.14 文春オンライン
文春オンライン 女性の指を切り落とし、その夫をメッタ切りに…残忍すぎる強盗殺人がなぜ不起訴に? ミッションスクールで起きた「ラージ殺人事件」とは 明治は日本の近代化が進み、「世界の一等国」として「坂の上」に上り詰めた時代といわれる。しかし、日本社会の根底には、国際的に見ればまだまだ遅れた体質が根強く残っていた。今回取り上げる「ラージ殺人事件」は…... 2024.01.14 文春オンライン
文春オンライン 路肩の溝から色白で血まみれの20代女性の遺体が…10年の迷宮入りを経て語り継がれた「三菱ケ原のお艶事件」とは 後世にまで語り伝えられる事件にはそれぞれ理由がある。被害者の人数や犯行の手口・動機などの事件のありさま、被害者・加害者の身元や事件の背景・時代状況……。しかし、今回取り上げる「三菱ケ原のお艶殺し」は、…... 2023.11.26 文春オンライン
文春オンライン 首を絞められ、ノドを切り裂かれて、血まみれのまま溝に捨てられ…愛した男に惨殺された“色白で幸薄の女”「お艶」とは何者だったのか? 「三菱ケ原のお艶殺し」は女形役者くずれの「ワル」が人妻をたらし込み、別れ話のもつれから殺したとされる殺人事件。被害者の「お艶」は被害者は幼いころから養女に出されるなど、苦労を味わったあげく、結婚した相手…... 2023.11.26 文春オンライン
文春オンライン 「木片に打ち付けられた五寸釘を踏み抜き、10キロ走って逃げた」脱獄6回、晩年は劇団を率いて懺悔話で各地を行脚…“伝説の脱獄王・寅吉”という男 今回登場するのは「五寸釘」の呼び名で知られる西川寅吉。無期刑4回、有期刑は年数が数えられないほどといわれる強盗常習犯で、刑務所に入れられては抜け出し、「脱獄6回」の最高記録を持つ。あだ名は、逃走時に木…... 2023.10.22 文春オンライン
文春オンライン 「釘を踏み抜き10キロ逃走」「石狩川にかかったケーブルを綱渡り」…“明治の脱獄王”と呼ばれた「五寸釘寅吉」とは何者だったのか? 「五寸釘(くぎ)」といって、いまの時代、どれくらいの人が分かるだろうか。丑三つ時、根深い恨みから、わら人形を木に打ちつける――。あの時に使う大きな釘のことだ。 今回登場するのは「五寸釘」の呼び名で知られ…... 2023.10.22 文春オンライン
文春オンライン 色仕掛けで男を襲い、カミソリで殺して逮捕…病気の夫を支えた美人妻がなぜ「稀代の毒婦」になったのか? 明治時代の「毒婦」といえば、この「明治事件史」シリーズの第1回で「夜嵐お絹」を取り上げた。今回の主役はその数年後、「お絹」以上に名をはせた「毒婦」の代表格、高橋お伝。「男に見境がない性的異常者で、ハン…... 2023.09.24 文春オンライン
文春オンライン 「異常性欲者として標本にする」殺人罪で死刑後、体の一部がくり抜かれアルコール漬けに…伝説の"毒婦”と呼ばれた女の壮絶すぎる結末 明治時代に「毒婦」の代表格として名をはせた、高橋お伝。「男に見境がない性的異常者で、ハンセン病に侵された2番目の夫を毒殺。愛人とのただれた生活の果てに、金に困り、色仕掛けで借金を依頼した男の首をカミソ…... 2023.09.24 文春オンライン
文春オンライン 「彼女の“千里眼”の方が上だ!」日本中から求められた千鶴子(23)だったが、40歳女性に話題をさらわれて…女たちの“超能力対決”の壮絶な結末 1909(明治42)年、「金属などの中にある物が透視できる」「遠隔地の人や物が見える」「念じただけで字が書ける」といった“超能力”を持つとされる、御船千鶴子という女性がいた。「千里眼」の名で呼ばれた彼…... 2023.08.25 文春オンライン
文春オンライン 「あなたの力で難病を治してください」23歳女性のもとに日本中から依頼が殺到!? “催眠術ブーム”の陰で起こった「千里眼」事件とは 今回取り上げるのは、厳密には事件ではない。 刑事事件となる要素も一部あったが、核心は“超能力”をめぐる大騒ぎだ。「金属などの中にある物が透視できる」「遠隔地の人や物が見える」「念じただけで字が書ける」…... 2023.08.25 文春オンライン
文春オンライン 嫉妬に狂った夫が日本刀で6人を切りつけ逮捕「うちの人ほどむごたらしい人は…」不倫疑惑をかけられた年下妻の“信じられない”言い分 明治38年、大阪・堀江の遊郭。貸座敷(遊女屋の公称)の店主・中川萬次郎が、内縁の妻・あいの親族ら6人を日本刀で切りつけ、5人が死亡した大量殺人事件が起こった。男の動機は、元芸妓の若い妻が、自分が養子に…... 2023.07.22 文春オンライン
文春オンライン 「みんな殺そうと思ったが夜が明けた。ざんねん」日本刀で6人をメッタ刺し、遊郭を血の海に…“人望のある男”が殺人鬼になったワケ 明治末年、日本では大量殺人が多かった。例えば、1906(明治39)年7月のある日の新聞紙面には「宮崎縣(県)八人斬」「紀州の五人殺し」という見出しが並んでいる。山崎哲「〈物語〉日本近代殺人史」(200…... 2023.07.22 文春オンライン
文春オンライン 江の島に別荘、手元には“数億の現金”…「18歳の女性」との出会いが生んだ“スリの大親分・銀次”という男 現代でもゲームのキャラクター「スリの銀次」などでしばしば耳にする「銀次」という名前。それは通称「仕立屋銀次」で、全国に1000人もの子分を抱え、現在の価値で20億円以上の預金をつくり、スリ(掏摸)を企…... 2023.06.18 文春オンライン
文春オンライン 子分は1000人、預金は“25億円”…「スリを企業化」した伝説の男“スリの大親分・銀次”とは? スリ(掏摸)という犯罪はあまり耳にすることがなくなった。2022年1~12月の警察庁犯罪統計では、認知件数1112件、検挙件数521件と、それぞれ窃盗全体の0.3%と0.4%にすぎない。 しかし、いま…... 2023.06.18 文春オンライン
文春オンライン 「難病に効くと少年を殺害し肉を切り取りスープに…」!?戦争の陰で起こった「人肉スープ事件」とは 今回取り上げるのは明治時代で最も世間の好奇心をかきたてた「猟奇事件」。当時一般に広まったのは「美女に恋して結ばれたが、義兄ともどもハンセン病と分かり、特効薬として少年を殺害。肉を切り取り、スープにして…... 2023.05.14 文春オンライン
文春オンライン 「女性と子どもの歓心を買う才能があった」少年殺害、“人肉スープ”… 戦争の陰で起きた“猟奇的犯罪”と罪を問われた男の実像 1905年に起こった「人肉スープ事件」。薬店店主の死体が発見された事件で、捜査上に野口男三郎という男が浮上した。当時の教養人・野口寧齋の死亡にも関わっていたのではないかと捜査が進められていく。 それに…... 2023.05.14 文春オンライン
文春オンライン 水道管には“血の手形”、むしり取られた黒髪…発見された“30代女性”全裸遺体はなぜ「おぞましさ以上の影響」を与えたのか 東京の旧湯島聖堂周辺の川辺で全裸女性遺体が発見された1897年の「お茶の水全裸女性殺害事件」。鼻が僅かに薄皮でぶら下がっているだけという、激しく損傷した遺体状態であったこともあり、捜査は難航。このまま…... 2023.04.16 文春オンライン
文春オンライン 「最も無残なのは鼻で、よほど鋭利な刃物でそがれたらしく…」東京の川辺で発見された“30代前半”の全裸女性遺体と捜査線上に浮かんだ男 全裸女性殺人事件といえば、現在も猟奇的な響きがある犯罪だろう。今回取り上げるのは、「明治以降で初のケース」と言われた事件。 公判途中で罪を認め、無期判決を受けた男は出所後、寄席に出演して、懺悔(ざんげ…... 2023.04.16 文春オンライン
文春オンライン 女湯をのぞき目にとまった“26、27歳の美人”を暴行・殺害…「畜生に劣る色餓鬼」性犯罪者の代名詞となった男の犯行とは 女性をのぞき見したり、わいせつ行為や性犯罪を犯す男の代名詞になっていた言葉「出歯亀」。そのルーツとなった事件が、1908年に起きた「出歯亀事件」だ。 妊娠中の若い女性が銭湯帰りに暴行・殺害されたこの事…... 2023.03.19 文春オンライン
文春オンライン 「奧さんなら1時間も前に帰りました」姿を消した妻、発見された女物の下駄…惨殺された“小柄で色白な美女”と残された“時代の言葉” さすがに最近は人々の口に上ることは少なくなったが、長い間、女性をのぞき見したりつきまとったりするなどのわいせつ行為や性犯罪を犯す男の代名詞になっていた言葉がある。「出歯亀」。手元の辞書にも記述がある。…... 2023.03.19 文春オンライン
文春オンライン 「この男を殺せば好きな役者と一緒になれる…」“絶世の美女”をさらし首に追い込んだ悪念 明治時代は正味約44年。その中で性格は大きく変わっている。明治初年は、長かった江戸時代の雰囲気がまだ色濃く残っている。 今回取り上げる「夜嵐お絹」の事件も、ネーミングからして大時代で芝居がかっている。…... 2023.01.15 文春オンライン
文春オンライン 「あの人はどうしましたか?」恋人との障害になる「主」を毒殺…“絶世の美女”が漏らした「さらし首」になる直前の言葉 江戸から維新を経て東京となった明治初期。世の中が大きく揺れ動く中で、ある一人の女性が起こした事件が人々の注目を集めていた。 明治4(1871)年に起きた「夜嵐お絹」事件は、「主」がいる妾の身で役者・嵐…... 2023.01.15 文春オンライン