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「章男くん程度の社員ならば、ごろごろいる」トヨタを世界一にしたサラリーマン社長が抱いていた“創業家への感情”

 1972年にトヨタ自動車に入社、のちに中国事務所総代表を務めた服部悦雄氏は、人呼んで「低迷していたトヨタの中国市場を大転換させた立役者」であり、「トヨタを世界一にした8代目社長、奥田碩を誰よりも知る男…...
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スマホが手離せぬ常時接続時代に抗して哲学者・谷川嘉浩が提唱する「純文学のすすめ」 後編

『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる 答えを急がず立ち止まる力』『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』などの著作や研究・教育活動を通して、現代人の生きる道を探求しているのが哲学者の谷川嘉浩さんで…...
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スマホが手放せぬ常時接続時代に抗して哲学者・谷川嘉浩が提唱する「純文学のすすめ」 前編

『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる 答えを急がず立ち止まる力』(共著)、『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』などの著作や研究・教育活動を通して、現代人の生きる道を探求しているのが哲学者の谷川…...
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21歳の現役医大生が描く青春スポーツ小説は、熱血も涙もないのにリアルすぎる!

『八秒で跳べ』(坪田侑也著)文藝春秋 青春スポーツ小説、と聞いて頭に浮かぶのは、熱血、根性、執念、汗と涙と挫折、そして栄光、か。けれど、この『八秒で跳べ』はそんな今まで読んできた青春スポーツ小説とは違う…...
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「角栄さんがお気の毒だった、と裁判官が語った」「取材相手から“遺言”を託された」都心書店で7週連続売上1位、話題の書『ロッキード』で真山仁が踏み込んだ「危険な領域」

都心の大型書店で、異例の7週連続売上1位を記録 丸善丸の内本店と丸善日本橋店という都心の大型書店2店舗で、2023年の12月第1週から2024年1月第3週まで7週連続文庫売上1位を記録した『ロッキード』…...
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「こんな感じのものをつくってよ」アメリカ流“曖昧な指示”で1年目の新入社員にも仕事を任せたほうがいい訳

『世界一流エンジニアの思考法』が話題の米マイクロソフトの現役エンジニア牛尾剛さんと、『物語思考』のけんすうさんが日米の働き方の文化について語り合う白熱対談!◆◆◆入社後すぐに活躍しだすマイクロソフトの新…...
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まさかでバズった「単なる読書感想投稿」、改めて本気でレビューします……本物のエンターテインメントには本物の魂が宿る!

 1月某日、ノンフィクション作家・高野秀行さんのひとつのSNS投稿が読書好き界隈に渦を巻き起こした。「すごい小説を読んでしまった」――。純粋な読書感想投稿が45万インプレッションに達した、その本こそ『化…...
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「3000円の価値はこの50年変わっていない」原田ひ香が『青い壺』に感じた“長生きの皮肉”

 高度成長期を舞台に、砧青磁(きぬたせいじ)の経管(きょうかん)の壺がたどる数奇な運命を描いた、有吉佐和子さん(1931-1984)の小説『青い壺』。 定年後の夫との折り合いや、遺産争い、女学校の同窓会…...
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「とにかく動け」「まずは試行錯誤しよう」日本的アドバイスが“生産性を下げてしまう”納得の理由

 『世界一流エンジニアの思考法』がベストセラー躍進中の米マイクロソフト現役エンジニアの牛尾剛さんと、『物語思考』がヒット中のけんすうさんの初対談が実現! 生産性を高めて、仕事のあり方を刷新する思考法につ…...
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子どもにどんな絵本を選んだら良いの? 「絵本の読み聞かせ」のバイブル『えほんのせかい こどものせかい』が注目を集める理由

「パディントン」シリーズの訳者として知られ、一昨年に亡くなった児童文学者の松岡享子さん。絵本の読み聞かせについて松岡さんがアドバイスを綴った『えほんのせかい こどものせかい』(文春文庫刊)が、今、子育て…...
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なぜ父は、非行のあった少年を更生させようとしたのか……親子だからこそ伝わらないことを問う

柚月裕子『風に立つ』(中央公論新社)『孤狼の血』、『盤上の向日葵』など重厚なミステリーを書いてきた柚月裕子さんの最新作は、自身の生まれ故郷でもある岩手を舞台にした初めての家族小説だ。 岩手県盛岡市にある…...
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『花束は毒』の衝撃、再来! ライバルへの恋心に揺れるフィギュアスケーターは猜疑心に蝕まれ……

織守きょうや『キスに煙』(文藝春秋) 衝撃のラストが話題を呼んだ『花束は毒』の後だからこその挑戦を、織守さんは今作に詰め込んだという。「幸いたくさんの方に読んでいただいて、同じ驚きを期待されていると感じ…...
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「角栄逮捕時の日本と今の日本は変わらない」都心店で文庫売上7週連続1位を継続! 真山仁『ロッキード』はなぜ売れているか

文庫でも2.5cmの厚さ、真山仁さん初のノンフィクションが爆売れ! 丸善丸の内本店と丸善日本橋店。ともに東京駅に近い大型書店として、平日はビジネスマンを中心に、週末は家族連れを中心に賑わいを見せているこ…...
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「僕の普通は、誰にも侵されるものではない」 男子高校生が見つめる恋愛、そして家族の形

窪美澄『ぼくは青くて透明で』(文藝春秋)「恋愛小説の依頼を受けると、自動的に男女の関係を書いてしまう不自然さには、自分でも気が付いていて。これまで女性同士の恋愛は何度も書いたことがありますが、男性同士の…...
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「目には目を」遺体に残されたメッセージが、我々に問いかけるものとは?

天童荒太『ジェンダー・クライム』(文藝春秋) 天童荒太さんが久しぶりの本格的なサスペンス小説を上梓した。「随分離れていたので、サスペンスにはまた取り組みたいと思っていました。 当初、女性編集者とフェミニ…...
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短篇の名手・一穂ミチが描き出した、コロナ禍で生じた“6つの罪”とは?

『ツミデミック』(光文社) コロナ禍の現代を舞台に、「犯罪」をテーマに編まれた一穂ミチさんの『ツミデミック』。数年にわたるコロナ禍で生きる人々の6つの「罪」を描く。「タイトルは当初違うものに決めていたん…...
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文学賞連続落選10回「受賞はないとずっと思っていた」 万城目学、直木賞受賞記者会見全文

 2006年に『鴨川ホルモー』でデビュー。同作の他、『鹿男あをによし』『偉大なる、しゅららぼん』『プリンセス・トヨトミ』が次々に映像化されるなど、多くの話題を集めてきた万城目学さん。「ホルモー」シリーズ…...
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紫式部と同時代を生きた女流文学者が見た、絢爛豪華な世の“舞台裏”

澤田瞳子『月ぞ流るる』(文藝春秋) 歴史物語『栄花物語』の作者として知られる、赤染衛門(あかぞめえもん)(朝児(あさこ))。彼女はなぜ、この物語を書くに至ったのか? 本作は、澤田さんがその過程をドラマチ…...
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警視庁公安部のエースが台湾で直面した危機とは? 今野敏『台北アセット』

『今野 敏『台北アセット』(文藝春秋) CIA(中央情報局)のような諜報機関を持たない日本だが、その役割を果たす組織は複数ある。中でも圧倒的な実力を持つのが警視庁公安部。本シリーズの主人公は、ロシアを専…...
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「あなた、足を掬われるわよ」“危うい若者”にスパーンと…内田也哉子・本木雅弘夫妻が見ていた“20代の小泉今日子”

『週刊文春WOMAN』創刊5周年と創刊号から続いた内田也哉子さんによる連載エッセイをまとめた『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(文藝春秋)の刊行を記念し2024年1月22日、東京・新…...
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世界のトップ・ピアニストが集まると……? アルプスで行われた記念碑的コンサートに密着

 25歳にして「世界のMAO」に——。 各国の名門オーケストラからオファーが殺到、いま“もっともチケットの取れないピアニスト”藤田真央さん。 初著作『指先から旅をする』では、20か国・100都市を熱狂さ…...
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わたしの人生の節目には、モーツァルトが現れる——TV出演多数! いま最注目のピアニストの胸のうち

 25歳にして「世界のMAO」に——。 各国の名門オーケストラからオファーが殺到、いま“もっともチケットの取れないピアニスト”藤田真央さん。 初著作『指先から旅をする』では、20か国・100都市を熱狂さ…...
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伝説のピアニストが用意した誕生日プレゼントとは? 藤田真央が目撃した凄まじい一夜

 25歳にして「世界のMAO」に——。 各国の名門オーケストラからオファーが殺到、いま“もっともチケットの取れないピアニスト”藤田真央さん。 初著作『指先から旅をする』では、20か国・100都市を熱狂さ…...
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世界160か国でCDデビュー! 25歳の天才ピアニストがそのチャンスをつかむまで

 25歳にして「世界のMAO」に——。 各国の名門オーケストラからオファーが殺到、いま“もっともチケットの取れないピアニスト”藤田真央さん。 初著作『指先から旅をする』では、20か国・100都市を熱狂さ…...
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「SNSはあってもしんどいけど、なくてもしんどいもの」作家・大前粟生が新作『チワワ・シンドローム』を書きながら考えたこと

 2023年『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が金子由里奈監督のもと映画化され話題になった大前粟生さんの最新刊『チワワ・シンドローム』が、2024年1月26日に発売となった。 ある日突然、全国の800…...
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「謝って許されるとは思えない」不祥事での活動自粛から3年…俳優・伊勢谷友介(47)が語った“後悔”

 俳優として映画やドラマで活躍してきた伊勢谷友介氏。日本のエンタメ業界に欠かせない存在となっていたが、2020年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕されて以降、活動を自粛してきた。 そんな伊勢谷氏が、自身の歩…...
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“先輩俳優”に新聞を投げつけて「暴力しかねぇのかよ!」と叫び…伊勢谷友介(47)が映画の撮影現場で見せた“迫真の演技”

 俳優として映画やドラマで活躍してきた伊勢谷友介氏。日本のエンタメ業界に欠かせない存在となっていたが、2020年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕されて以降、活動を自粛してきた。 そんな伊勢谷氏が、自身の歩…...
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「滅多にないことだけど、『いいの、書いた!』と思った」直木賞受賞作『八月の御所グラウンド』について万城目学さんが語っていた“たしかな手応え”

 2024年1月17日に行われた選考会で、第170回直木賞を『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)で受賞した万城目学さん。 2006年の作家デビューからわずか1年、2007年に『鹿男あをによし』(幻冬舎)…...
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「人生で重大な問題ほど、即答したほうがいい」弱くても、動かなくても、もうろくしても……身体は答えを知っている

『街場の成熟論』が版を重ねる内田樹さんと、稀代の作家・高橋源一郎さんが身体性と成熟について語り合った。◆◆◆高橋 成熟というものを考える上でとりわけ重要なのが、鶴見俊輔さんだと思うんです。内田さんにとっ…...
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「決して正解は教えない」孔子、親鸞、レヴィナス……偉大な師ほど弟子を“徹底的に困らせる”訳

『街場の成熟論』が話題を呼ぶ内田樹さんと、『一億三千万人のための「歎異抄」』を上梓した高橋源一郎さん。長年の盟友である二人が「成熟」をテーマに縦横無尽に語り合った。◆◆◆高橋 内田さんに会うのは数年ぶり…...
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作家・万城目学が語った“直木賞との関係性”「今までは横にいて、一緒にぼやき漫才をしてくれていたけれど…」

 1月17日、第170回直木三十五賞の選考会が開催された。受賞作は、万城目学さんの『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)、河﨑秋子さんの『ともぐい』(新潮社)に決定。 受賞発表の翌日、万城目学さんに話を聞…...
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「待ち会はしないんですか?」万城目学氏、直木賞を受賞する

 昨年、十二月二十一日のことである。 森見登美彦氏は、万城目学氏と、ヨーロッパ企画の上田誠氏との忘年会に参加した。年末の京都に清らかなおっさんたちが集う忘年会も、すでに六回目を数える。「六回目といえば」…...
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《直木賞受賞》熊との死闘の先に、凄まじい結末が…作家・河﨑秋子が「令和の熊文学」に込めた思い

 1月17日、第170回直木三十五賞の選考会が開催された。受賞作は、河﨑秋子さんの『ともぐい』(新潮社)、万城目学さんの『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)に決定。 受賞発表の翌日、河﨑秋子さんに話を聞…...
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「すべて試して、言葉でどこまでいけるか見てみたい」新芥川賞作家・九段理江が「生成AIが登場する小説」を書いた理由

その屋根はある種、崇高で神秘的なエネルギーを私にもたらしていた。まるでひとりの女神が、もっとも美しく、もっとも新しい言語で、世界に語りかけているかのようだ。私は彼女の話す声に耳をそばだて、時に彼女に返事…...
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“首狩りと納豆”のナガ族の熟成納豆、「大地の力をいただく」ハニ族の発酵茶……アジアの発酵食文化が面白すぎた!

アジアの発酵食の源流をたどって、チベット~雲南の「茶馬古道」からインド最果ての地まで挑んだ、発酵デザイナー・小倉ヒラクさんの新著『アジア発酵紀行』。「発酵界のインディ・ジョーンズを見ているようだ!」と本…...
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藤原行成、紫式部のスカウト。藤原道長は時代を作った名キュレーター《『光る君へ』をもっと楽しむためのブックガイド+α》

『平安貴族サバイバル』『女子大で『源氏物語』を読む』などの著作があり、平安文学をとりわけ〈性と権力〉に着目して読み解かれてきた木村朗子さん。新年スタートの大河ドラマ『光る君へ』へのスタートを前に、このた…...
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紫式部は世紀の天才! 悲しい思いをさせるより実直な男がいい?

『平安貴族サバイバル』『女子大で『源氏物語』を読む』などの著作があり、平安文学をとりわけ〈性と権力〉に着目して読み解かれてきた木村朗子さん。新年スタートの大河ドラマ『光る君へ』へのスタートを前に、このた…...
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ギャラリー勤務経験のある作家・一色さゆりが語る、美術館を楽しく回る“3つのコツ”

 あなただけの「アートの旅」にご案内します――。 第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家・一色さゆりさんによる『ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵』(文春文庫)が、1月4日に発売されました。…...
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藝大出身の「このミス」受賞作家が挑戦する、新たな「アート小説」とは?

 あなただけの「アートの旅」にご案内します――。 第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家・一色さゆりさんによる『ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵』(文春文庫)が、1月4日に発売されました。…...
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近藤サトがそのすさまじさに震えた! “銭の女”日野富子VS“愛人にもなった乳母”今参局のあからさまな闘い

『葵の残葉』で新田次郎文学賞を受賞するなど、たしかな知識と情緒ある筆致で多くの読者を獲得している奥山景布子さん。彼女が、室町時代を舞台にした『浄土双六』の執筆を決めた背景には、自らが育てた若君の愛人にな…...
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「命を燃やして書きました」――1968年の悲劇と、1988年の男女の出会いを描く、伊岡瞬史上最も残酷で美しい青春ミステリー『奔流の海』

 50万部突破のベストセラー『代償』をはじめ、『悪寒』『本性』『白い闇の獣』など読者の心を深くえぐる作品を発表し続ける伊岡瞬さんの『奔流の海』が、待望の文庫化されました。 海と山に挟まれた小さな町、千里…...
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【NHKで話題】「私は、苦しみが原点なのです」イーロン・マスクが初めて明かした幼少期の壮絶ないじめ、虐待

 1月3日放送の「令和ネット論」(NHK)でテスラの創業者でX(旧ツイッター)の買収でも話題を独占したイーロン・マスクが特集される。称賛と非難に常に晒され、賛否両論を受けながらも前人未到の業績を残してき…...
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ヒロミは「ザ・芸能人」だと思っていたが…初めての『TVタックル』出演で阿川佐和子が「救われた」記憶

 インタビュアーを30年以上続けている阿川佐和子さんが贈る、とっておきのコミュニケーション術とは——。2012年の刊行後、230万部を超えるベストセラーとなった『聞く力』に続くシリーズ最新刊、『話す力』…...
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小指を立てて「これのこと?」夫の浮気問題について聞かれた、橋本龍太郎夫人の“あっぱれ”な対応とは

 インタビュアーを30年以上続けている阿川佐和子さんが贈る、とっておきのコミュニケーション術とは——。2012年の刊行後、230万部を超えるベストセラーとなった『聞く力』に続くシリーズ最新刊、『話す力』…...
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「いえ、デキていません」しゃべり続ける政治家・ハマコウさんを遮るには…阿川佐和子の『TVタックル』番組進行での“バトンの奪い方”

 インタビュアーを30年以上続けている阿川佐和子さんが贈る、とっておきのコミュニケーション術とは——。2012年の刊行後、230万部を超えるベストセラーとなった『聞く力』に続くシリーズ最新刊、『話す力』…...
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