男性だからできる女装表現の研究

thumbnail image コスプレは女性だけの趣味ではない。そして“女装”コスプレも男性に広まりつつある。中には驚くようなクオリティでユーザーを魅了するレイヤーも。普段の自分と女装コスプレの写真を並べてツイートし、話題になっていた2人のレイヤーに女装コスプレに目覚めたきっかけや、挑戦する意義について話を聞いた。■意外にも母親が応援、厳しい言葉をバネに「もっと綺麗になってやる」と邁進 最初に紹介する茶柱マキナさんは、中学生の頃、先輩たちが文化祭で女装をしているのを見て「おもしろそう!」と感じ、それがきっかけで女装コスプレに取り組むようになったという。当初はその趣味を誰にも話せずにいたそうだ。 「女装をしているってバレたら間違いなく引かれるだろうな…と思って。結果的に意図しないところからバレてしまったんですけど、やはりそれが理由で離れていった友だちもいました。でも、意外なことに母親が応援してくれたんです。『どうせやるのなら、とことんキレイになりなさい!』とも言ってくれて。この一言が、自分の中での抵抗や葛藤を振りほどいてくれました」。 他ならぬ家族に理解してもらい、応援してもらえたことで、心のつかえが取れたというマキナさん。そこからはひたすら、女装コスプレのクオリティアップに励んだそうで、メイクや筋トレ、柔軟トレーニングなどを毎日実施し、女性らしい体型の維持に努めているという。 「男性はごつごつしているので、女性キャラのコスプレをすると大柄に見えてしまうんです。だからこそ『理想的な女の子の体型を、自分の身体でどう再現するか?』を突き詰める作業にはやり甲斐を感じますね」。 国内だけでなく、中国やブラジルなど、海外のコスプレ関係のサイトでも注目され、活動がますます楽しくなったというマキナさん。その一方で、『あんまり変わってないじゃん』とか、『加工の力でしょ』といった厳しい意見も届くそうだが、それすらも「もっ…

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