俳優の間宮祥太朗さんが主演を務める連続ドラマ「ナンバMG5(エムジーファイブ)」(フジテレビ系)でヒロインの藤田深雪役を演じる森川葵さん。ドラマに映画、舞台と女優としての華々しい活躍とともに、卓越した集中力を引っさげてバラエティー番組で達人技を成功させる姿も話題になっている。そんな森川さんに今回の役への思いやバラエティーとの両立について聞いた。 ドラマは、小沢としおさんの不良マンガ「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(ともに秋田書店)が原作。筋金入りのヤンキー一家に育つも普通の高校生になりたいと願う主人公・難破剛(間宮さん)が、ヤンキーと真面目な高校生の二重生活を送る姿を描く。 森川さん扮(ふん)する深雪は、剛がヤンキーであることを知らずに接する気さくな女子高校生。正義感が強く、暴力や曲がったことが大嫌いで、不良同士のケンカの仲裁に入る一面も持ち合わせる深雪の印象を、森川さんは「普通に可愛い“ザ・ヒロイン”のような女の子かなと思いきや、話が進むにつれて、ただの清純なヒロインではない面も見えてくる。そのギャップが面白い」と語る。 深雪を演じる上で、本作の演出を務める本広克行監督から提案があった。「森川さんは女性ファンの方が多いと思うから、今回は男性の方にも好きになってもらえるようなヒロインにしたい」と言われ、森川さんは「芝居しているといろいろやりたくなっちゃうのですが、今回はグッと抑えて清楚(せいそ)、“ザ・ヒロイン”に見えるようにというのは気をつけています」と役との向き合い方を明かす。 続けて、「“ザ・ヒロイン”要素をきちんとやっておくことで、ポテチを袋ごと粉まで食べちゃうとか、お金に目がくらんでいろいろしちゃうといった深雪らしい、おちゃめさみたいな面が際立ってくるかなと思っています」と話した。 ◇女優業とバラエティーの両立に手応え 相乗効果も 森川さんは女優としての顔…
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森川葵、女優とバラエティーの両立は「他と被らない私らしさ」
