小栗旬さん主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)。放送は残り4回となり、物語はクライマックスを迎えつつある中で、回を重ねるごとに存在感を強めてきたのが、生田斗真さん演じる源仲章だ。主人公の北条義時(小栗さん)を“ダークヒーロー”とするなら、仲章は完全なる“ヴィラン(悪役)”。「バットマン」でいうところのジョーカーのように、ここに来て“悪い顔”をたっぷりと見せてくれている。そんな仲章の悪役ぶりを際立たせているのが、生田さんのムカつくほど巧みな演技で、義時役の小栗さんが「ほんっとにムカつきます」と本音を漏らすほど、初の三谷幸喜作品で妖しい輝きを放っている。…
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