597: 名無しさん@おーぷん 19/12/03(火)15:11:30 ID:7l9小学校上がりたてだった頃当時のライフサイクルは、夜7時頃のアニメを見る前に晩御飯とお風呂を済ませて、アニメを見たら寝るというとても早寝なものだった。小学校上がりたてとはいえ、兄弟の一番上の自分がこうだったんだから、弟はもっと早くに寝かし付けられていた。その日も、俺はアニメを見ていて、弟は母親に寝かし付けられていて、父親は残業でまだ帰らない…なので、居間で俺一人でアニメを見ていたんだ。ふと、父親の席のライターに目が止まった。そしてこう思った。「炎ってどんな風に燃えているんだろう」キャンプファイヤーとかキャンドルファイヤーは見たことあったけど、燃えている炎をじっくりと見たことのない当時の俺は、手でティッシュを1枚詰まんで、それに火を着けた。メラメラ燃えていくティッシュ、次第に手が熱くなる。そして当時の俺はこう考えた。「ティッシュはゴミ箱に捨てなきゃ」当然のごとく燃え上がるゴミ箱。ヤバいと思って、台所…を通り越えて、寝室の母親に「お母さん、お水飲みたくなった」と声を掛けて、台所で水をコップに汲んで、それをゴミ箱にバシャァしかし当然、そんな水では足りない。再び台所…を通り越えて、母親に声を掛けるところから繰り返す。何度やっても火は消えない。そうこうしている内に異変に気付いた母親がタライに水を組んできて水を掛けて事なきを得た。このまま家が燃えるのではと、子供ながらに炎の怖さを思い知った修羅場。被害はカーテンだけで済んだのは不幸中の幸いか続きを読む…
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